新しい受験の勝ち方!「令和の受験は情報戦がすべて」

漫画でも解説、受験の変化。受験の最新トレンドをまるごとカバー!大学合格のための最短ルートを掴め!

教育

現役東大生。
学歴研究家。じゅそうけん合同会社代表。
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仲間の存在がもたらす支え

リアルの学校では孤独な受験生活でも、SNSの中では「一緒に戦っている仲間」が見える。

その心理的支えは、想像以上に大きな意味を持ちます。

それは単なる「情報交換」ではなく、努力を続けるための環境づくりでもあるのです。

「同じ時間に勉強を始めた仲間がいる」

「同じ悩みを抱えている親がいる」

そう感じられること自体が、令和の受験におけるSNSの価値なのです。

プライバシーの侵害か、生情報の宝庫か?

もちろん、だからといって勉強の情報を公開しすぎてしまうことに対しては賛否両論あるのが実情です。

子どもの成績や生活習慣がネット上に半永久的に残ってしまうのはプライバシーの侵害だ、しかもそれを本人がやるならともかく親がやるなんて、という批判は根強くあります。

実際に「子どもの答案を晒すのはやりすぎでは」という炎上事例もありました。

しかしその一方で、「塾や先生の名前を出して体験談を書いてくれるのはありがたい」という声も多いのです。

匿名レビューでは信用できなくても、バイネームで「〇〇塾の△△先生の指導が役立った」と書かれれば、多くの家庭にとって参考になる一次情報となります。

SNS時代は、誰もがメディアを持ち、体験を共有できる時代です。

その分、情報の価値も高まりました。

もはや「親がSNSで発信する」のは特殊行為ではなく、普通の情報収集・情報交換の延長線上にあるのです。

口コミ社会の光と影

しかし、個人が発信力を持つようになったことで新たな課題も生まれています。

・偽情報や偏った意見が簡単に拡散されるリスク
・過激な失敗談や極端な成功例が誤解を招く可能性
・学校や塾に対する”悪評レビュー"が独り歩きしreputationaldamageを与える問題

ネット上の口コミは便利ですが、無責任な発信が他人を傷つけるのも現実です。

とはいえ、「昔は全く見えなかった内部事情が、今はある程度可視化されるようになった」という点では、教育界全体の透明性は確かに高まったとも言えるでしょう。

ここで一度整理すると、情報収集という点においてSNSは極めて有効です。

・通塾先や教材、検定試験のスケジュールをリアルタイムで把握できる
・勉強法や合格体験談をダイレクトに聞ける
・同じ立場の仲間と励まし合える

実際に東大合格者の中には「ブログやYouTubeで勉強記録を公開したことで応援してくれる人が増え、結果的にモチベーションが高まった」と語る人もいます。

ある種の“公開ダイエット”のように、SNSの公開性が学習を後押しするのです。

地方から東大理IIIに合格したワケ

こうした受験アカウントを実際に運営して、地方から東大理≡に合格した学生に話を聞いたところ、こんな答えが返ってきました。

「自分にとってSNSの最大の効果は、”恥をかける”ことでした。模試の成績や解けなかった問題を公開すると、当然ながら他人の目にさらされるんです。全国には、自分よりずっと高い点数を取る人や、同じ問題をあっさり解いてしまう人がゴロゴロいる。逆に、自分の凡ミスや弱点も赤裸々に知られてしまう。でも、それが逆に良かった。恥ずかしいからこそ、もう一度やろう、もっと勉強しようと思えるんです」

彼は地方の進学校出身で、学年で東大理II志望は自分ひとりという環境でした。周囲から理解されることもなく、孤独感に押しつぶされそうになったといいます。ところが、SNSで勉強アカウントを運営すると「自分と同じ志望を持つ仲間」が全国にいることを実感できた。

毎日の勉強時間を投稿すれば「いいね」が返ってくる。答案の画像を上げれば「この解法が効率的だよ」とアドバイスが届く。時には「自分も今D判定で落ち込んでいます」と共感を寄せてくれる人もいる。

彼はこう振り返ります。

「リアルでは完全に孤独だったけれど、SNSでは全国に仲間がいました。何より、成績を公開してしまった以上、逃げられない。恥をかいた分だけ強くなれたし、それが最後まで勉強を続ける力になりました」

つまりSNSは、単なる情報収集の場ではなく、「努力を続けさせる仕掛け」として機能していたのです。

インフルエンサーの論理

では実際に、こうしたSNS発信の第一人者である戦記さんに話を伺ってみました。彼は取材の冒頭で、はっきりとこう言いました。

「情報は発信する者に集まるんです。黙っていても最新の受験情報は降ってきませ

ん。だから私は、あえて“発信者”になっています」

戦記さんが続けて語ったのは、発信することによる大きなメリットでした。

・自分の子どもの成績や勉強法を公開すると、それを見たフォロワーや他の親から具体的なアドバイスが集まる
・「この参考書の使い方はうちではこうしたほうがよかった」「その塾ならこの先生が一番いい」といった生情報は、公式の資料や広告では絶対に得られない
・インフルエンサーとしてある程度のフォロワーを抱えていると、DMやコメントで“表に出ていない裏情報”まで届くようになる

「有名になればなるほど、他では得られない特別な情報が舞い込みます。受験は情報戦。情報の非対称性を埋めるには、発信者になることがいちばん効率的なんです」と戦記さんは強調します。

一方で、彼はデメリットも隠しませんでした。

・子どもの成績や生活が可視化されることへのプライバシーリスク
・「そこまで子どもに干渉するのか」と批判されることもしばしば
・投稿がバズったり炎上したりすると、心ないコメントが寄せられることもある

「リスクや批判があるのは承知しています。でも、私は“焦げたオムレツ”を語るのではなく、“料理中のオムレツ”を語る方が意味があると思っているんです」

この独特の比喩に込められているのは、「過去の結果を分析するよりも、今まさに子どもが努力しているプロセスを共有する方が、多くの人に役立つ」という考え方です。

戦記さんの姿勢には賛否があります。しかし、受験を「家庭だけの戦い」から「社会とつながった戦い」へと変える象徴的な存在であることは間違いありません。

令和の受験は「親も当事者」

こうして見てくると、現代の受験は「親も受験生」という時代に突入していることがわかります。

かつては学校や塾に任せていた部分も、今は親の情報収集力が子どもの進路を大きく左右します。

その最前線のツールがSNSなのです。

ただし、戦記さんも「親がやりすぎれば逆効果になる」と警鐘を鳴らしています。

子どもの主体性を奪い、親の承認欲求が先走れば、どれだけ情報があっても意味をなしません。

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現役東大生。
学歴研究家。じゅそうけん合同会社代表。

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