新しい受験の勝ち方!「大学が変わる、選び方も変わる」 

漫画でも解説、受験の変化。受験の最新トレンドをまるごとカバー!大学合格のための最短ルートを掴め!

教育

現役東大生。
学歴研究家。じゅそうけん合同会社代表。
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“自分の好き”をどう深掘りして言語化できるかが勝負

恐竜学部もコスメティックサイエンス学環も、「好きだから来てください」という場ではありません。

「好き」を出発点に、それをどこまで深掘りし、学問的な問いに変えられるかが問われています。

恐竜に関心があるなら「なぜその化石がこの場所で見つかるのか」「地質や気候の変化とどう関わっているのか」を考えられるかどうか。

コスメが好きなら「なぜこの成分が肌に作用するのか」「どんな科学的メカニズムが働いているのか」を掘り下げられるかどうか。

こうした姿勢こそが大学側が求めている資質なのです。

そのため、学部選びで大事なのは、単に「興味があるから」では終わらせないことです。

興味を「なぜ自分はそれに惹かれるのか」「それを学んで将来どうしたいのか」という形に言語化していくことが勝負になります。

総合型選抜や推薦型入試では、志望理由書や面接で必ず「あなたはなぜこの学部を志望するのですか」と問われます。

そのときに「なんとなく好きだから」では説得力がありません。

「小さい頃から地図を見るのが好きで、気づけば地理を通して人間の生活や経済にも興味が広がった」「化粧品に興味を持っていたけれど、実際に調べてみると科学的な裏付けが必要だとわかり、その仕組みを学びたい」といったように、自分の体験と興味を結びつけ、言葉にして説明できる力が求められるのです。

要するに、令和の学部選びは「好き」を出発点にしてよいのですが、その「好き」をただの感情で終わらせず、問いや探究に変換し、相手に伝えられるかどうかが合否を分けるのです。

令和の学部選びの最大のポイント

ここまで見てきたように、令和の受験では「学部選び」が決定的に重要です。

偏差値だけでは測れない「マッチング」があり、同じ大学でも学部によって求められる資質や入試要件が全く異なります。

そして、総合型選抜でも一般選抜でも、「なぜその学部を選ぶのか」「そこで何を学びたいのか」を言語化できるかどうかが問われています。

では、子どもたちは何をすればいいのでしょうか。

第一に、「好き」で終わらせずに深掘り・広げる努力をすることです。

恐竜が好きなら「恐竜を通じて環境や地質も学んでみよう」。

コスメが好きなら「成分や化学的な仕組みにも関心を持って調べてみよう」。

こうした姿勢が、総合型選抜でも推薦でも、そして将来大学で学ぶときにも力になります。

学校での探究学習も、その“好き”を深掘りする格好の機会です。

また、若い時期に「自分はなぜこの分野が好きなのか?」「将来やりたいことを『なんとなく楽しそう』だけで決めつけてしまっていないか?」「もっとリサーチするべきじゃないか?」と考えることは、今後の進路を選ぶための有意義な時間になります。

自分の“好き”を徹底的に追究することで、未来の自分を明確にイメージする手がかりが得られるのです。

第二に、早い段階から大学・学部の情報に触れてみることです。

中学生のうちからでも構いません。「大学はまだ先」と思わずに、本を読んでみたり、大学のホームページを見たり、オープンキャンパスに参加してみたりしてください。

どんな学部があるのかを知ることは、自分の興味を広げるきっかけにもなります。まずは自宅から通える大学を検索して、そこにある学部をざっと見てみるのもいいでしょう。

次のステップとしては、たとえば興味のある分野で活躍している人物のプロフィールから、出身の学部がどこかをチェックしてみる。

あるいは、なりたい職業に必要な資格を調べて、その資格を得やすくなるような学部に的を絞るのも有効です。

第三に、一般選抜を目指す場合でも学部調べを怠らないことです。

「テストさえできれば合格できる」と思い込むのは大きな誤解です。

今や多くの大学は、出願時のアンケートや志望理由を通じて「なぜこの学部なのか」を確認しています。

一般選抜組であっても、学部の特色を知り、自分の学びたいことと重ね合わせておく必要があります。

つまり、これからの受験に必要なのは「調べる・考える・言語化する」という姿勢です。

自分の興味を起点に、どんな学部で学べるのかを探し、なぜそこを選ぶのかを言葉にできるようになること。

これが、学部選びの最大のポイントであり、未来の自分を支える基盤になるのです。

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現役東大生。
学歴研究家。じゅそうけん合同会社代表。

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