小学生の性教育とは?親が迷いやすいポイントと家庭でできること(Vol.1)

性教育、小学生の今だから、できること

教育

多様な教育ナビゲーター
  • このお題をXでシェア
  • このお題をLINEでシェア
  • このお題をfacebookでシェア
  • コメントを書く

小学生の性教育とは?親が迷いやすいポイントと家庭でできること(Vol.1)のサムネイル

小学生の性教育とは?親が迷いやすいポイントと家庭でできること(Vol.1)

こんにちは、あずみのこです。

15年以上子育て支援に携わり、2人の小中学生を育てる現役共働きママの視点から、コラムをお届けしています。

「小学生に性教育って、どうなんだろう...」と考えたまま、どこまで話せばいいのか分からず、つい先延ばしにしてしまうことってありませんか?

「性教育」という言葉を聞くと、何かちゃんと説明しなきゃいけない気がして、かえって身構えてしまったり...。でも、あれこれ考えたり、いろいろな親御さんの話を聞いたりする中で、少しずつ見えてきたことがあります。

小学生への性教育は、何かを教え込むということではなく、「自分の体や気持ちを大事にしていいんだ」と思える感覚を“日常の中”で育てていく、ということ。

体のことや人との距離感に戸惑う場面が出てきたとき、「これ、聞いてもいいかな」と思える場所があるかどうか。それだけで、子どもの安心感は、思っている以上に違ってくるように感じています。

てつなぎの掲示板でも、こんな声を見かけました。

「昨日ニュースでもやっていたんだけど、子どもの性被害を防ぐために子どもも大人も学ぶこと、みたいのを最近考えていまして。 … 皆さんは子どもに性教育してますか? 学校では保健の授業があるけど、それとはまた違って、自分の身は自分で守ることを教えないとな、と思っています。」
(てつなぎ掲示板「子どもに性教育してる? 」より)

ニュースや出来事をきっかけに、親として、ふと立ち止まって考えることってありますよね。性教育って、完璧に話せている人がいるわけでも、一度話せば終わり、というものでもなくて。こうして時々迷いながら、考え続けていること自体が、大事なことなのかもしれませんね。

このコラムでは、小学生の性教育について、正解を探すというよりも、“家庭の中でできそうなこと”を、ひとつずつ整理していきたいと思います。

小学生における性教育の重要性|なぜ早すぎないのか

性教育って聞くと、ついつい「思春期になってからの話」なんて思いがちじゃないですか?私も、「もうちょっとあとでもいいかな」なんて思っていた時期がありました。

でも、子どもたちを見ていると、体のことや、人との距離のことって、もう小学生の頃から、少しずつ気になり始めているんだなと感じることが増えてきたんですよね。

小学生の時期って、「これって大丈夫?」「なんで違うの?」と、そんな小さな疑問を、毎日の中でたくさん抱えることも多いので、そのときに、年齢に合わせて話せる人や場所があるだけで、子どもの安心感はずいぶん違ってくる気がします。

また、小学生は、新しいことをわりと素直に受け取れる時期でもあるので、自分の体のことも、まわりの人の体や気持ちのことも、「そういうものなんだな」と構えずに受け止めていけるタイミングなんですよね。この時期に「自分も相手も大切にしていい」という感覚が育つことは、その後の人間関係の土台にもつながっていきます。

学校や友だちとの関わりが増えてくると、どうしても間違った情報や噂に出会うこともあります。だからこそ、家でも学校でも、落ち着いた言葉で、ちゃんとした話を聞ける機会があることは大事だなと感じています。

小学生の性教育って、何かを急いで教えるためのものというより、この先、困ったときに「そういえば話したな」と思い出せるような、安心の置き場所をつくることなのかもしれません。

性教育を始める最適なタイミング:幼児期から低学年・高学年まで

実際には、性教育を「いつから始めるのが正解なんだろう」と、はっきりした答えが見えないまま、立ち止まってしまう方も多いと思います。私自身も、「早すぎても…」「でも遅いと困るかも…」と、心の中で行ったり来たりしていました。

てつなぎの掲示板でも、こんな声がありました。

「小1が….ぼっ…じゃなくて…隆々としたイチモツを見せながら元気よく私に聞いてくるの。 … 不意をつかれた。何と答えればよいのかわからなかった。何と答えれば良かった?引き攣り笑いしかできなかったよ。性教育やるしかないか。性教育、何歳から、何をやってる?」
(てつなぎ掲示板「男の子の親御様、教えてください 」より)

読んでいて、思わず「わかる…笑」と頷いてしまった方もいるかもしれません。準備万端で迎えられる質問ばかりじゃないのが、現実ですよね。

でも、いろいろな子どもたちや保護者の話を聞いていて感じるのは、性教育を始める“決まった時期”があるわけではないということ。ひとつの目安になるのは、子どもが自分から疑問を口にしたときなのかもしれません。

てつなぎ掲示板|性教育に関する投稿

幼児期に出てくる「どうして?」への向き合い方

たとえば幼児期。「赤ちゃんって、どうやって生まれるの?」と、そんな質問が出たときは、難しい説明をしなくても、子どもが理解できる言葉で、今わかるところまで伝えれば十分だと思います。

低学年で伝えたい体の名前と大切にする感覚

小学校の低学年になると、体の名前や仕組みに興味を持ち始める子も増えてきます。この時期に、「自分の体も、ほかの人の体も大切にしていいんだよ」と、そんな話を前向きな言葉でできると、「わからないことは聞いていいんだ」という安心感につながっていくように感じます。

高学年で知っておきたい思春期の入り口の話

高学年になると、“月経”や“精通”といった、思春期の入り口の話題が少しずつ現実味を帯びてきます。実際に変化が起こる前に、「こういうことがあるよ」と知っておくだけでも、子どもの戸惑いや不安は、だいぶ小さくなることがあります。

性教育は、何かを一気に教えるものではなくて、“その時その時の成長に合わせて、少しずつ重ねていくもの。そう考えると、始めるタイミングも、少し気持ちが楽になる気がしています。

記事の内容がよかったら「イイね!」ボタンを押してね

多様な教育ナビゲーター
  • このお題をXでシェア
  • このお題をLINEでシェア
  • このお題をfacebookでシェア
  • コメントを書く

コラムに関連している掲示板

  1. コラム
  2. 教育
  3. 小学生の性教育とは?親が迷いやすいポイントと家庭でできること(Vol.1)

ログインありがとうございます。0ポイントゲット!