医学的に正しい食事法!「栄養を最大限に摂る知恵」
診察数20万人以上、生活習慣病の専門医が教える、生化学×最新研究から導き出した、医学的に正しい食事法。
食事
豆類でタンパク質は十分足りる
肉や魚を食べない「ベジタリアン」の存在は多くの人が知るところだと思います。
一方で、その語源が「ベジタブル」ではないことはあまり知られていないのではないでしょうか。
じつはラテン語で「健全な」という意味を持つ「vegetus」から来た言葉だといわれています。
ベジタリアンはもともと、「健康で活き活きとしている人」を指すのです。
また、ひと口にベジタリアンといっても内容はさまざまで、いくつかの「派」があります。その1つが「ヴィーガン」です。
ヴィーガンは、肉や魚に加え、卵、乳製品、はちみつなども口にしません。
彼らは、植物性食品のみを食べて暮らしています。
これまで、タンパク質をしっかり摂る重要性をお伝えしてきました。
一方で、「ヴィーガンは植物性食品のみを食べる食生活でタンパク質不足にならないのか」と疑問を持たれるかもしれません。
結論、豆類を食べていればタンパク質は十分に足ります。
その証拠に、禅宗のお坊さんは動物性タンパク質を基本的に摂りませんが、彼らの多くが元気で長生きしているのです。
小豆、インゲン豆、そら豆などの豆類はもちろんのこと、納豆や豆腐といった大豆製品には豊富なタンパク質が含まれます。
私自身は肉も魚も食べますし、卵も大好きです。
だから、ベジタリアンになるつもりはありません。
一方で、豆類の栄養価は、もう少し注目されても良いのではないかと思っています。
乾燥した小豆100グラムには、20.8グラムのタンパク質、2.0グラムの脂質を含み、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富です。
乾燥したインゲン豆も同様で、100グラム中にタンパク質22.1グラム、脂質2.5グラムを含んだバランスの取れた食材です。
乾燥豆を調理するとき、かつての日本では煮豆がほとんどでした。
しかし、煮豆では砂糖を使って調理することから、糖質の取りすぎにつながります。
砂糖で甘くするよりも、豆類をもっと「野菜感覚」で利用してほしいのです。
蒸してサラダに入れたり、スープやチリコンカーンのような甘くない煮込み料理に使ったり、肉や魚と炒めたりして食べてみましょう。
豆類はそのまま食べられたり、調理済みのものが売られていたりと、食事に取り入れやすい食材だといえます。
調理法を調べ、ぜひ日々の生活に豆類を取り入れてみてください。
AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。医学博士。
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