医学的に正しい食事法!「手軽に栄養を補う」 

診察数20万人以上、生活習慣病の専門医が教える、生化学×最新研究から導き出した、医学的に正しい食事法。

食事

AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。医学博士。
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体にいい食べ方・悪い食べ方を、科学的にわかりやすく解説。今日から使える実践的な栄養学です。
生活習慣病・肥満治療の専門医でもある牧田 善二著書『すごく使える栄養学テクニック』から一部転載・編集してお届けいたします。

「夏でも鍋料理」で手軽に栄養を補う

「ある特定の食材ばかり食べていれば、体に取り入れられる栄養素も偏ってしまうから、できるだけ多くの食品を取り入れるべき」。

そんな言説は聞き飽きたかと思います。

でも、聞き飽きるほどそれを耳にするのは、やはりそれが「食事の黄金法則」だからです。

むしろ皆さんが気になるのは、「どうやって多くの食品を摂るか」ではないでしょうか。

「毎日多くの食材を摂る」ために私がおすすめするのは、「1日の摂取に目を向けるのではなく、1週間単位でいろいろな食材を食べるように意識すること」です。

栄養を考えた食事を毎日続けるのがもちろんベストですが、それができないときもあるでしょう。

短期的にできない自分を責めるよりも、長い目で見て実現できる方法を考えるほうが得策です。

いろいろな食材を入手するためには、買い物前の準備が重要です。

ほうれん草が好きな人は、野菜を買いに行くと、ついほうれん草を手に取ってしまいます。そこで、前もっていろいろな野菜を「買い物メモ」に残しておき、ローテーションを組んで購入すると良いでしょう。

スーパーでは売り場をじっくり眺め、普段買わないものを手に取ってみましょう。

こうした工夫の積み重ねが、健康的な食事をつくります。

野菜は総じて優れた食材ですが、それぞれにプラスマイナスがあります。

仮にほうれん草ばかり食べていれば、シュウ酸の悪影響を受け、摂りすぎれば結石につながります(ただし、茹でてアク抜きすればシュウ酸は減らせます)。

だから、ほうれん草ばかりではなく、キャベツもレタスも小松菜も、いろいろ食べることが健康には良いのです。

ちなみに、あまり料理の経験がない学生や、単身赴任中のビジネスパーソンが健康的な食生活を送るために取り入れてほしいのが、「夏でも鍋料理」です。

鍋料理は、鍋とコンロさえあれば簡単にできますし、比較的簡単に栄養バランスを取れます。

メインの具材は、肉でも魚でも好きに選んで構いません。

ただし、「いつも同じものばかり」を選ばないようにしましょう。

そして、いろいろな野菜を使ってください。

白菜、春菊、ねぎなどが王道ですが、そんな縛りは必要ありません。

レタスだろうが、トマトだろうが、きゅうりだろうが、鍋にして食べられない野菜などありません。

冷蔵庫に残っている野菜を全部入れるのでも良いでしょう。

注意したいのが、濃い味つけにしないことと、汁をあまり飲まないこと。

加えて、シメの雑炊やうどんなどを食べないことです。

炭水化物を控える代わりに、肉や魚、野菜、豆腐などの具をたっぷり食べてください。

このルールを守れば、かなり健康的な食事内容になるはずです。

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AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。医学博士。

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