医学的に正しい食事法!「手軽に栄養を補う」 

診察数20万人以上、生活習慣病の専門医が教える、生化学×最新研究から導き出した、医学的に正しい食事法。

食事

AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。医学博士。
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ブロッコリーは「生」が栄養満点

皆さんはブロッコリーをよく食べていますか?

じつは、ブロッコリーは日本全体でよく食べられ、よく生産されるようになったため、2026年から「指定野菜」となります。

指定野菜とは、消費量が多く、国民の生活にとって重要性が高いと国が位置づけた野菜です。

指定野菜になると、(天候などにより多く収穫できたことで)価格が下落しても、国から生産者に補助金などのサポートが行なわれるため、安定した供給が望めます。

すでにキャベツ、大根、きゅうり、なす、トマト、にんじん、ほうれん草、ピーマン、レタス、白菜、じゃがいも、さといも、ねぎ、玉ねぎの14品目が指定野菜となっています。

そこにブロッコリーが加われば、1974年のじゃがいも以来、約半世紀ぶりの追加になります。

もともとブロッコリーは、かぶ、小松菜、アスパラガス、ごぼう、かぼちゃなど35品目が含まれる「特定野菜」でした。

特定野菜は、指定野菜の次に重要だと考えられている野菜です。

ブロッコリーはビタミンC、βカロテン、葉酸、鉄などが豊富です。

また、スルフォラファンという免疫を活性化するファイトケミカルも摂れます。

スルフォラファンは、ブロッコリーに元々含まれている物質「SGS」にミロシナーゼという酵素が作用することで生じます。

包丁で刻んでブロッコリーの細胞を壊すことで、SGSがミロシナーゼと反応しスルフォラファンがたくさん生じるので、ブロッコリーは調理する前に小さめに刻んでおくとより効果が期待できます。

ただし、ミロシナーゼは熱に弱い酵素なので、なるべく加熱しないで食べたほうが良いのです。

日本では茹でて食べられることが多いブロッコリーですが、海外では生で食べられています。

細かく刻めばその硬さも気になりませんし、スムージーにしても良いでしょう。

朝食に生のブロッコリーを用いたスムージーを飲めば、活力ある1日を始められるかもしれません。

その点、ブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトは、さらに優等生といえます。

ブロッコリースプラウトは、ブロッコリーよりずっと多くのスルフォラファンを含有しており、スーパーフードとして扱われています。

そのまま生でサラダにしやすいので手軽に取り入れられることから、積極的にとってほしい食材の1つです。

著者

AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。医学博士。

牧田 善二

1917年、北海道大学医学部卒業。ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで、糖尿病合併症の原因として注目されているAGEの研究を約5年間行う。この間、血中AGEの測定法を世界で初めて開発し、『The New England Journal of Medicine』『Science』『THE LANCET』等のトップジャーナルにAGEに関する論文を筆頭著者として発表。1996年より北海道大学医学部講師、2000年より久留米大学医学部教授を歴任。2003年より、糖尿病をはじめとする生活習慣病、肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座で開業し、延べ20万人以上の患者を診ている。雑誌、テレビにも出演多数
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AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。医学博士。

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