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産婦人科医・重見大介先生へインタビュー　VOL.01

妊娠前に知っておきたい大切なこと

更新日： 2024-09-07

重見大介：
産婦人科専門医

共感数 14

産婦人科医・重見大介先生へインタビュー「妊娠前に知っておきたいこと」

「病院では聞けない最新情報まで全カバー! 妊娠・出産がぜんぶわかる本」の著者。産婦人科医・重見先生へインタビュー

VOL.01 重見大介先生インタビュー「妊娠前に知っておきたい大切なこと」

VOL.2 重見大介先生インタビュー「妊娠中の不安から10年後20年後の健康まで考えよう」

妊娠前に知っておきたい大切なこと

てつなぎ

本日は「病院では聞けない最新情報まで全カバー！妊娠・出産がぜんぶわかる本」の著者であり現役産婦人科医師でもある重見大介先生にお越しいただきました。
よろしくお願いいたします。

重見先生

よろしくお願いします。

てつなぎ

書籍を読ませて頂きまして妊活中、妊娠初期、中期、後期から出産と各段階で知っておくべきこと、知りたい情報と、とても分かりやすかったです。

先生がこちらの書籍を執筆された背景は何だったのでしょう。

重見先生

現在、SNSやニュースメディアで、「産婦人科 x 公衆衛生」をテーマに、医学的になるべく正しく、一般の方向けにもより分かりやすく情報を発信しているのですが、もっと多くの人に情報を届けたいと思っていたときにKADOKAWAさんからお声がけ頂き書籍を執筆することにしました。
妊婦さんだけでなくパートナーの方や親族の方と一緒に読んで頂ければ嬉しいです。

てつなぎ

出産・育児の本を手に取るお母さんは多いですよね。「てつなぎ」でも書籍の抜粋コラムを一般の方向けに届けているのですが先生の書籍は根拠がしっかりあるから本当に分かりやすかったです。
妊婦さんだけでなくそのパートナーの方にも手にとってもらいたい1冊だと思いました。
女性の体のことを理解している男性は少ないと思いますし、そんな男性の方にとってはまさにバイブルになると思いました。

重見先生

そう言ってもらえて嬉しいです。まさに男性のパートナーの方も視野に入れた一冊になっています。
SNSを運用していても感じますが、男性は根拠がないこと、理由が分からないことにはあまり納得しない傾向があるのかなと。
ですので、男性の方が読んでも納得できる内容になるように意識しました。
あとは難しすぎずにわかりやすく、を心掛けて執筆しました。

てつなぎ

図解もとても分かりやすかったです。
書籍の表紙に「産前産後はもちろん女性の一生をサポート！」と書かれていました。

この書籍を読まれた方にどうなってもらいたい、感じてもらいたいことなどございますか？

「病院では聞けない最新情報まで全カバー! 妊娠・出産がぜんぶわかる本」

著者名: 重見大介
出版社: KADOKAWA

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重見先生

まず、日本では妊娠をするとほとんどの方が病院で妊婦健診を行います。
妊婦健診の回数が多いのは日本の特徴でとても手厚くはあるのですが、妊娠前、妊娠を考えているくらいの段階の方はあまり病院にはかからないので、正しい妊活やそもそも年齢的にどうなのかなど分からないことがもしかしたらたくさんあるかもしれません。
ですから、これから妊娠を考えている方に妊娠、妊娠後、出産といった先の情報を知ってもらいたいというのが一つありました。

てつなぎ

確かにこれから妊活をされる方にとってはありがたい情報ですよね。
妊娠前のケア一覧や欲しい子どもの数で妊活時期が変わるなど私自身の「知りたい」もギュッと詰まっていました。
そして、妊娠された方にとっても妊娠初期の段階から中期、後期、出産までの分かりづらい部分を丁寧に説明されているから手元に置いてもらいたい1冊ですね。

重見先生

そうですね。
妊娠中の方にもぜひ手に取ってもらいたいです。
妊娠すると妊婦健診がありますが、健診期間が2週間空いたり、4週間空くこともあります。
この次回健診までの時間を非常に長く感じて、不安になる妊婦さんも多くいらっしゃいます。2週間、4週間の間に「こんなもの食べちゃったけど、これって本当に大丈夫だったのかな」「この時期に旅行なんて行っていいのかな」など身近な疑問や不安などが生まれます。
それらを病院に全部聞けるかというとなかなかそうもいきません。
ですので、この本を読んでいただき不安や疑問をちょっとでも解消して欲しいなという思いもあります。

PROFILE

産婦人科専門医

重見大介

日本医科大学卒業後、日本医科大学付属病院等で産婦人科医として勤務したのち、東京大学の公衆衛生大学院を経て同大学院博士課程へ進学。現在は、研究と臨床にくわえ、ICTを活用した遠隔健康医療相談サービス「産婦人科オンライン」の運営にも携わる。

X（旧Twitter）
Daisuke Shigemi | 重見大介 | 産婦人科医 (@Dashige1)

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