子どものマインドフルネス――帰宅後、おやすみ前のワーク

ドキドキもイライラもこわくない! マインドフルネスでどんな自分も大事にできる

健康/病気

株式会社Melon研修講師
株式会社Melon代表取締役CEO。一般社団法人マインドフルネス瞑想協会理事
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脱力系マインドフルネス

こんなときにおすすめ

リラックスしたい時、ぐっすりねむりたい時

布団に入ったのに、明日のことが気になってねむれない。

からだはつかれているのに、今日あったことが頭の中でぐるぐるしてねむれない。

そんなことってないかな?

人間はずっといろんなことをがんばり続けていると上手に力がぬけなくなっちゃうんだ。

だからあえて「何もしないこと」をしてみよう!

「え?何もしないなんて無理!」そう思った人も大丈夫。

「動く」と「止まる」をくり返しながら、からだの内側を感じてみると、自然にからだの力がぬけてリラックスできるよ。

からだの力がぬけるとこころもゆるんで、きっとぐっすりねむれるよ。

やってみよう!

何もかもやめてみよう!

こんなメカニズム

ねむろうとすればするほどねむれなくなるように、リラックスしようとすると逆にきんちょうがぬけません。そんなときは、がんばるのを「やめる」、やっていることを「やめる」ことを意識しましょう。

①床にあお向けになり、バンザイをしてからだを一本の棒のようにのばそう。

そのまま、ごろんごろんと右へ3回転しよう。

②3回転終わったらあお向けになり、1分間何もせずにぼんやりとからだの内側で起きていることを感じよう。

①②を左右3回くり返すよ。

③最後にあお向けになって両手両足を天井に向けてブラブラ動かし、そのまま大の字になって5分間「何もしないこと」をしよう。

もしソワソワ動きたくなったり、考え事がわいてきたら「今はなーんにもしなくていいよ」「今は息をしているだけでいいよ」と言ってあげよう。

5分たったらゆっくり手先や足先を動かして、片足ずつひざを立て、左右どちらかへからだをたおして、ゆっくり起き上がろう。

ポイント

じっとしているのが苦手な子どもには、ぬいぐるみをおなかの上にのせて呼吸や心臓の鼓動など、からだの感覚へ意識を向けるよう促してあげると落ち着きやすくなります。また、いきなり大の字になるよりも、先に少しだけからだを動かすことで動と静の対比を感じ、副交感神経のスイッチも入りやすくなります。ふとんやベッドの上で行ってそのままねむってもいいでしょう。

PROFILE

株式会社Melon代表取締役CEO。一般社団法人マインドフルネス瞑想協会理事

橋本 大佑

早稲田大学卒業後、シティグループ証券投資銀行本部を経て、米系資産運用会社、オークツリー・キャピタル・マネジメントで日本株運用に携わる。15年間の外資金融でのキャリアの中で、マインドフルネス瞑想を継続し効果を実感。2019年に株式会社Melonを設立し、日本初のオンライン・マインドフルネスのプラットフォーム「MELONオンライン」をスタート。法人向けのマインドフルネス研修やイベント登壇、個人向けの講演など各方面でマインドフルネスを広める活動を継続中。
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