子どものマインドフルネス――授業の前や授業中のワーク

ドキドキもイライラもこわくない! マインドフルネスでどんな自分も大事にできる

健康/病気

株式会社Melon研修講師
株式会社Melon代表取締役CEO。一般社団法人マインドフルネス瞑想協会理事
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気持ちの名前

こんなときにおすすめ

気持ちとうまくつきあいたいとき

「明日はテストだ」「来週はマラソン大会だ」と、未来のことを考えると心臓がドキドキしたり、汗が出てきたりすることもあるよね。

それは「うまくやりたい」という気持ちのあらわれで、とても自然なことなんだよ。

そんなときは、気持ちに「名前」をつけてみよう。

まずは「自分は今、何を感じているのかな?」って、こころの声に耳をすませてみよう。

感じている「気持ち」がわかったら「名前」をつけて、友だちを呼ぶみたいに呼びかけてみよう。

きっとその「気持ち」との距離がちぢまって、仲良くなれるよ。

するとふしぎ。

こころが安定してくるよ。

やってみよう!

気持ちに名前をつけてみよう!

こんなメカニズム

不安な気持ちは、あいまいなままにするとどんどん大きくなるという性質があります。ぼんやりとしている気持ちに名前をつけて整理・理解することで、こころが安定してきます。

①こころの声に耳をすまして、思いうかんだ言葉やイメージを紙に書き出そう。

②目をとじ、手を胸のあたりにおいて、書き出した気持ちのニックネームを考えてみよう。

「バクハツくん」「ドキドキさん」のようにつけてみよう。

③のんびり呼吸しながら名前をつけた「気持ち」からお話を聞こう。

何も言わなくてもただいっしょにいてあげよう。

④最後の息を吐き終えたら、にっこり笑顔でバイバイして目を開けよう。

ポイント

言葉が思いうかびやすい人、イメージが思いうかびやすい人、いろいろなタイプがいます。なかなか言葉がうかばない子どもには、気持ちをあらわすカードなどを使って、大人といっしょにしっくりくる「気持ち」を探すのもいいでしょう。慣れてくると、いろいろな名前が出てくるかもしれません。楽しみながらやってみてください。

PROFILE

株式会社Melon代表取締役CEO。一般社団法人マインドフルネス瞑想協会理事

橋本 大佑

早稲田大学卒業後、シティグループ証券投資銀行本部を経て、米系資産運用会社、オークツリー・キャピタル・マネジメントで日本株運用に携わる。15年間の外資金融でのキャリアの中で、マインドフルネス瞑想を継続し効果を実感。2019年に株式会社Melonを設立し、日本初のオンライン・マインドフルネスのプラットフォーム「MELONオンライン」をスタート。法人向けのマインドフルネス研修やイベント登壇、個人向けの講演など各方面でマインドフルネスを広める活動を継続中。
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