「危ない!」を「◯◯しよう」に変える。子どもが料理好きになる、もぐもぐ子ども調理室・潮田彩先生の「教え方」の魔法
今日から実践できるノウハウが満載。人気子ども料理教室を10年以上運営している潮田先生へインタビュー。
食事
「危ない!」を「◯◯しよう」に変える。子どもが料理好きになる、もぐもぐ子ども調理室・潮田彩先生の「教え方」の魔法
今回、人気子ども料理教室を10年以上運営してきた、潮田彩先生にインタビューを行いました。新刊『何度でもつくりたくなる! 小学生からの料理のきほん』(高橋書店)に込めた想いや、子どものやる気を引き出す声掛けの秘訣など、今日から実践できるヒントが満載です。
10年の集大成。あえて「きほん」にページを割いた理由
「どういう言葉なら伝わるのか」「どこが難しいのか」を10年間積み重ねてきた結果、この「小学生に伝わる目線」でのきほんが完成したんです。大人にとってはまどろっこしく感じるかもしれませんが、そこまで説明するからこそ、子どもたちは理解できるのだと考えています。
『何度でもつくりたくなる! 小学生からの料理のきほん』より
子どもの「怖い」に寄り添う。視点を変えるだけで変わる声掛け
例えば、フライパンの縁に手が当たりそうなとき。「危ないよ!」と言う代わりに、「持っているトングやヘラをもっと立ててみようか」と具体的に何をすべきかを伝えてあげる。これだけで、子どもは危ないと感じたときにどう動けばいいのかが分かるようになります。
大人がその不安を察して「今日は混ぜるだけでいいよ」「ここだけ代わろうか」とプッシュしてあげると、子どもは「分かってくれている」という安心感を抱き、それがやる気に繋がっていくんです。
料理を通じて「生きる土台」を身につけてほしい
コンロの火が顔のすぐ近くにある恐怖や、初めて手にする道具への戸惑い。子どもたちがキッチンで感じている不安を想像するだけで、私たちの掛ける言葉は自然と変わってくるはずです。単に「危ない」と遠ざけるのではなく、「こうすればもっと安全だよ」と具体的な道筋を示してあげること。それは料理に限らず、育児のあらゆる場面で大切にしたい姿勢だと感じました。
インタビューでは一部をご紹介しましたが、本書では、声がけのヒントや子どもならではの注意点をていねいにフォローしています。
36レシピすべてに「おうちの方へ」が掲載されており、見守るポイントがわかるのもうれしい特徴です。
料理に興味を持ち始めたお子さんがいらっしゃる方や、料理初心者の大人にぜひ手に取っていただきたい一冊です。
調理師・日本料理専門調理師調理技能士
もぐもぐ子ども調理室(東京都小金井市)
入口のどんぐりランプが印象的な子どものためのキッチンスタジオ。 可動式の踏み台など、子どもが安全に楽しく料理できることを考えて設計されている。
https://kodomo-chouri.com/
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