不登校専門家庭教師が教える!「勉強嫌いでも大丈夫」
20年以上、250人以上の不登校の子どもたちに伴奏し続けてきた著者だからこその 「不登校から1年で高校入試に受かるコツ」が満載です。子どもに合った勉強の進め方・高校の探し方がわかります!
教育
勉強嫌いでも大丈夫!!リカバリーは可能です
いままで教えてきた子どもたちは、本当に個性豊かで、一口に不登校と言っても原因や状況はさまざま。
その一人ひとりに、本当に素敵な物語がありました。
ずっと全員分の物語を書いていきたいくらいです。
そして、これから出会うどんな子どもたちも、素敵な物語がつくれると思っています。
ただ、こんなキラキラした生徒たちのストーリーをお話しすると、よく
「うちの子は、勉強が苦手だから」
「みんなは、もともと頭がよい子だったのでは。うちの子は違うんです」と、おっしゃる方もいらっしゃいます。
でも、それは誤解です。
なぜなら、初回の授業で「勉強好き?」と聞いて、「好き!」と答えた子は、いまだにいませんし、「大嫌い!」「・・・・・・苦手」と答える子が9割を超えるからです。
障害を持つ子も多く見てきました。
お母さまから
「筋金入りの勉強嫌いですが・・・・・・」
「一筋縄ではいかない息子/娘ですが......」
「本当にうちの子でも勉強ができるようになりますか?かなり手強いと思いますけど・・・・・・」
と紹介を受ける生徒たちも多いです。
勉強をなんとかした生徒たちも、すごいことをした自覚はないようで、「みんながすごいって言ってるよ」と伝えると、驚くくらいです。
自分がしていることは、あまり自覚できないようですね。
私から見ると、どの子も素敵で、可能性にあふれています。
勉強はどんな子でも伸びます。
日本語が話せて、スマホが操作できて、ゲームができたら、絶対できます。
人生の主役は自分自身!本音を叶えよう
思えば、私の家庭教師人生は、生徒たちからの無茶振りに鍛えられてきました。
「明日中間テストを受けにいくことになった。理科は本当に教科書すら開いていないけれど、1日でどうにかなりますか?」
「志望の高校に合格した。ピッチャーで甲子園に行きたいけれど、現役で国立医学部に合格したい。どうしたらいい?」
「(中3の1月、公立の願書提出日当日)いままで言えなかったけれど、やっぱり商業高校じゃなくて3ランク上の普通高校に行きたい。志望校を変えてもいい?」
「難読症でいままで何をやっても英語ができなかった。いまは通信制高校に通っている。でも、普通高校に行ってバスケ部に入りたい。英語ができるようになって半年後にもう一度、普通高校受験にチャレンジして合格したい。そして、歯科医になりたい」
「書くのが苦手だから、書かないで勉強するにはどうしたらいい?」
「発達障害があって自分のやり方でしか勉強できないし、家庭学習は無理なんだけど、工学部に行きたい」
そして、こんなハードルの高いリクエスト、つまり無茶振りは日常茶飯事。
生徒は無茶振りをする生き物だし、それこそが彼らの本音。
難しいことも大変なことも承知で言葉にできたら、それがスタートです。
自分の人生を幸せに生きるためのチャンスなので、絶対に絶対にチャレンジしたほうがいい。
そして、その多くが叶うのです。
私は、知恵を絞って応えるのみ。
生徒と一緒に伴走します。
本書では、こうして多くの生徒たちが成していった「不登校からの高校受験の要点、コツについてお伝えします。
勉強とは地道なもので、生徒たちが自分で勉強し、自分で体得していくしかありません。
でも、生徒たちが体得しやすいようにサポートすることは可能です。
私がお伝えするのは、その体得をサポートする要点とコツです。
あたたかく才能を開花させる不登校専門オンラインプロ家庭教師イエローシードラビー代表。
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