「先生、ぼくは宇宙人じゃないよ?」1万部突破記念! 古内しんご先生へ独占インタビューVOL.2
小学校教員たちを悩ます「縦」の連携とは?
絵本
てつなぎ
縦のつながり。全く意識したことはなかったのですが確かに大切な部分ですよね。
書籍ではなく、絵本にしたのは忙しい先生やママ、パパも手軽に読めるというのもありました?
書籍ではなく、絵本にしたのは忙しい先生やママ、パパも手軽に読めるというのもありました?
古内先生
小学生になるまでに名前をかけるようにしよう、数字を読めるようにしようといった表面的なことだけだと、子どもたちも困りますよね。環境に子どもを無理やりに合わさせる、そして環境に合わない子どもたちは離脱していく・・・そうなると先生たちも困りますよね。
それを変えるための最適解が何かを考えたときに手軽に読める絵本でした。3分あれば読める手軽さは魅力的ですよね。隙間時間で読んでいただいて何かしらの行動につなげていただければ本当にうれしい。
それを変えるための最適解が何かを考えたときに手軽に読める絵本でした。3分あれば読める手軽さは魅力的ですよね。隙間時間で読んでいただいて何かしらの行動につなげていただければ本当にうれしい。
てつなぎ
確かにおっしゃられる通りですよね。
私たちも書籍紹介のコラムを掲載するのですが手軽に読める感は常に意識しています。
絵本は、少量のテキストで、読者の心に刺さるからすごい。
実際にあの絵本の少年のモデルはいらっしゃる?
私たちも書籍紹介のコラムを掲載するのですが手軽に読める感は常に意識しています。
絵本は、少量のテキストで、読者の心に刺さるからすごい。
実際にあの絵本の少年のモデルはいらっしゃる?
古内先生
色々と混ぜ合わせたような形にはなるのですがモデルになった子はいます。
先生に関しては一人目も二人目も私がモデルであったりもします。
先生に関しては一人目も二人目も私がモデルであったりもします。
てつなぎ
古内先生が先生のモデル?
古内先生
教員になりたての頃、生徒との関係性で悩んだ時期がありました。
一人目の先生みたいに表情を変えたり、寄り添ったりするけどうまくいかなくて・・・でも絶対に逃げないと心では決めていて、向き合い続けるうちに生徒との関係性もよくなってきました。
今思うとすごい良い経験をさせてもらいました。
一人目の先生みたいに表情を変えたり、寄り添ったりするけどうまくいかなくて・・・でも絶対に逃げないと心では決めていて、向き合い続けるうちに生徒との関係性もよくなってきました。
今思うとすごい良い経験をさせてもらいました。
てつなぎ
向き合いたいけれど、向き合うのってしんどいからなかなか向き合い続ける人はいない中、悩みながらも向きあう姿って見ている周りの人たちの心も動かしますよね。
PROFILE
子育て教育コミュニティ『つみき』代表/教育コーディネーター/小学校教員(東京都)
古内 しんご(ふるうち しんご) 子育て教育コミュニティ『つみき』代表/教育コーディネーター/小学校教員(東京都)。
「【つ】繋ぐ【み】皆を【き】教育で」をコンセプトに、《子育て教育がより多くの人の自分事になる社会》を目指している。
年間100~200の子育て教育イベント、講演会を開催。特別支援教育、不登校支援、道徳、人権、発達心理学等の知識を生かしてカラフルに活動中。
2023年12月、絵本「先生、ぼくは宇宙人じゃないよ?」を三恵社より出版。
「【つ】繋ぐ【み】皆を【き】教育で」をコンセプトに、《子育て教育がより多くの人の自分事になる社会》を目指している。
年間100~200の子育て教育イベント、講演会を開催。特別支援教育、不登校支援、道徳、人権、発達心理学等の知識を生かしてカラフルに活動中。
2023年12月、絵本「先生、ぼくは宇宙人じゃないよ?」を三恵社より出版。
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