イライラ整理!「メモのプロ」が伝える「お母さんがイライラを抱えやすいのはあたりまえ」 

ノートに1本の線を引いて、「起こったこと」/「どう感じたか」を書くだけで、自分のココロが見えてきます。「起こったこと・他人の意見」と、「自分の思い・感情」が、頭の中で混線状態になってしまっているはず。寝る前の5分、ノートに向き合って、そんなイライラ・モヤモヤを整理しましょう。元裁判所書記官という経歴を持つ「メモのプロ」である著者が、ケース別に具体的なメモ例も多数紹介。「伝えたかった思い」や「行き違ったココロ」が明確になり、「どうすればいいのか・どうしたいのか」が明確になります。

健康/病気

元裁判所書記官、英語発音指導士
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育児のモヤモヤを抱えたまま一日を終えていませんか?寝る前たった5分、自分の心と向き合う時間を。 書くことで気持ちを整理し、不安やイライラをやさしく手放すヒントをお届けします。
佐野雅代先生著書『寝る前5分 イライラ・不安がスーッと消える お母さんの感情整理メモ』から一部転載・編集してお届けいたします。

お母さんがイライラを抱えやすいのはあたりまえ

産後の体は「交通事故」と同じくらいのダメージを受けている!?

調べた限りでは科学的な根拠があるかどうか断言できませんが、実際に出産を経験した身としては、「まさにそのとおり!」と思ってしまいます。

わたし自身の経験を振り返ってみても、会陰部分の傷の痛みでまともに座ることができず、骨盤底筋にダメージを受けてしまったようで、尿漏れの不安も長く続きました。

乳腺炎になって痛みと高熱に苦しんだこともあります。

人によっては貧血や骨盤のゆがみ、尾骨の骨折、帝王切開……「妊娠・出産は病気じゃない」なんて言う人もいるけれど、実際は、かなり高い確率でケガを負うわけです。

産後のホルモンバランスの乱れも見逃せません。

妊娠中に増えていた女性ホルモンが出産後に急激に減少し、その代わり、母乳の分泌を促すホルモンが増加します。

この急激な変化が気分の落ち込みやイライラ、肌トラブルや抜け毛などを引き起こすことがあります。

わたしもPMS(月経前症候群)がひどくなって、イライラが抑えられず、婦人科に精神安定剤をもらいに行っていたこともありました。

夜中の授乳や夜泣きなどによる睡眠不足、疲労、ストレスが重なることで、人によっては、何年も体の不調が長引くこともあるそうです。

お母さんの「責任感」はこんなに重かった!?

「体の負担」以上にしんどくて、しかも自分では気づきにくいのが、「心の負担」ではないでしょうか。

何もできない無防備な状態で生まれてきた、小さな我が子が寝ている間も、ちゃんと呼吸をしているだろうかと心配で何度も様子を見に行く。

病気やケガをさせないように常に繁張している……。

それなのに、ほんのちょっと目を離した隙に、息子はベビーチェアに立ち上がって頭から落ちたこともありますし、テーブルの角に顔をぶつけて血まみれになったこともありました。

そんなときは、「なんで目を離しちゃったんだろう!」と自分を責めて、落ち込みました。

夫や両親、保健師さんの訪問など、たった1人でも他の大人の目があるときには、どれだけプレッシャーから解放されたことか。

そうして日々の子育てに慣れてきたと思ったら、今度は教育のことも考えないといけません。

「3歳までに脳の80%が完成する」「絵本の読み聞かせは1日10冊」「英語教育は早ければ早いほどいい」など……。

インターネットを開けば、そんな情報があふれています。育脳、食育、足育、口育など、最近は、本当にたくさんの「〇〇育」があって、どれも大切だと言われると、全部やらなければいけないような気持ちになってしまいます。

家事をしながら、仕事をしながら、自分自身のスキルアップもしながらすべてをこなすなんて、どう考えても現実的ではないのです。

お母さんは「幸せを感じにくい」!?

子どもがなかなか授からなかった頃、仲良く手をつないで歩いている母子が、わたしには「幸せの象徴」のように見えていました。

それはそれで、もちろん間違いではないのですが、現実はそれだけではありませんでした。

わたし自身の経験や他のお母さんたちの話から、お母さんという立場の人は、どうにも幸せを感じにくい環境に身を置かれているように思うのです。

幸せをどのように定義するかは人それぞれですが、ここでは、心理学の観点から「心の三大欲求」が満たされた状態を「幸せ」だと考えてみます。

「心の三大欲求」とは、

①人とのつながり(関係性の欲求)
②自分はできる感(有能感の欲求)
③自分で決めている感(自律性の欲求)

この3つが満たされるほど、人は幸福を感じやすいといわれています。

でも、お母さんの置かれた環境を考えてみると、これらが満たされにくい状況にあることがわかります。

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元裁判所書記官、英語発音指導士

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