絶対解きたくなる算数の本!「中級編:●の数はいくつ?」

大人も思わず解きたくなる! 自分で考える力、最後まで考え抜く力、論理的思考力、応用力、予測する力がどんどん伸びる。

教育

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解説

答え16個

みんな16個という答えみたいだけれど、どのように求めたかな?
私はこの式で求めたよ。
5×4-4=16
1辺が5個で、それが4辺だから4つ分あると考えたんだね。
-4というのは何かニャ?
角4つは2回カウントしているから最後に引かないといけないってこと。

なるほど!この赤い部分が-4ということだね。
ぼくは、他のやり方で求めたよ!
3×4+4=16

あ、今度はさっきのように角が2回カウントされないように、4つ角以外の3 をひとかたまりとして考えたんだね。
そして、最後に4つ角をたしたから+4なんだね。
私が求めたのはこれ!
4×4=16
ええ?!シンプル!
かなりシンプルな式だニャ。
みんな、4個が4つ見えるかニャ?
う〜ん、あ、角を1つずつずらしていけば、うまく重なりがなくなって4×4になるよ。

ぼくは、それ以外の方法で考えたよ。
今度は式ではなく、先に図を見せて。

わ!どういうことだ?中に丸が集まっているよ。
あ、中にも丸があると考えて、あとで引くんだ!
そうすると、式はどうなるのかな?
5×5-3×3=16
すばらしい!ないものをあるって考えるというのは、少しむずかしいけど、おもしろい考え方だね。
いろんな考えがでたけど、この問題をレベルアップさせることもできそうだニャ!
1辺の数を変えるのはどう?
形を正三角形に変えてもおもしろそう。
ぜひ試してみてほしいニャ!
この問題の一番大切なところは、答えが16個ということではありません。その16個をどうやって求めたかという、それぞれの考えのちがいがあります。

同じ図を見ているのに、4人から「5×4-4」「3×4+4」「4×4」「5×5-3×3」というまったくちがう式が出てきました。これは、それぞれの人がそれぞれの考え方をしているからです。特に「5×5-3×3」の考え方はおもしろいですよね。「ないものをあると考えて、後で引く」という考え方は算数でとてもよく使われる考え方です。

同じ答えでも、いろいろな求め方があることを知ると、算数がもっと楽しくなります。「他の人はどう考えるのかな?」「自分とちがう見方はないかな?」と比べてみると、考え方の引き出しが増えてきます。答えを出すことも大切ですが、どうやって考えたかを説明し合うことも、算数の楽しさのひとつです。
PROFILE
長崎県出身。京都ノートルダム学院小学校、国立学園小学校を経て、現在は慶應義塾横浜初等部教諭。学校図書教科書「みんなと学ぶ小学校算数」編集委員や全国算数授業研究会幹事を務める。「できる」ことを過度に重視する教育に疑問を感じ、あえて子どもたちを困らせて「?(ハテナ)」を生み出す授業の必要性を訴える。その実践アイデアをXで定期的に発信しており、フォロワーは2万人を超える(2025年12月時点)。5年間の授業実践「牛乳パックは本当に1L入っているのか?」は、フジテレビ『Live News it!』やYahoo!ニュースなどで紹介され大きな話題となった。2023年2月に初の単著『しかける!算数授業』(明治図書)を出版、ほか共著や雑誌寄稿多数
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