宇宙のきほんがよく分かる!「地球に近い宇宙」
知れば知るほど、宇宙に夢中になるはず! ページをめくる前に、どこまでも広がる宇宙を頭の中で想像しながら読んでみてください。
教育
地球に近い宇宙
しつもん
どこまでが地球でどこからが宇宙なの?
こたえ
地面から100km上は宇宙といえそうです。
「ここからが宇宙」という、はっきりとしたルールはありません。しかし、空気がほとんどなくなるのが、地面から約100㎞の高さなので、そこからが宇宙と考えるのも1つです。
ちなみに、飛行機が飛ぶ高さは地面から約10㎞、雲があるのは地面から約15㎞くらいまでです。
また、地面から約10~50㎞の高さには、オゾン層があります。オゾンは、太陽の光にふくまれる紫外線をさえぎり、地面にとどく量をへらします。さらに上へのぼり、地面から100㎞の高さになると、まわりがかなり暗くなります。
マメ
チシキ
紫外線は、目には見えませんが、生き物に害をあたえるきけんな光です。
しつもん
流れ星ってどんな星?
こたえ
地球の空気の中で光る小さなチリです。
流れ星が光る場所は、宇宙ではありません。地球の空気の中で光ります。
流れ星の正体は、宇宙から地球に入った小さなチリです。チリの大きさは、直径mm〜cmほどで、地球の空気(大気)にぶつかり、光ります。光る高さは、地面から80〜10kmくらいのところです。特に明るい流れ星は「火球」とよばれます。
流れ星はめずらしいものと思われがちですが、山など星がたくさん見えるところでは時々見みられます。宇宙のチリは毎日たくさん地球にふっていて、その量は1日に約1kgともいわれています。
マメ
チシキ
流れ星の速さは、秒速数km〜数十kmです。たった1秒の間に何kmも移動します。
編集ライター。
イラストレーター
プラネタリウム解説員。
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