モンテッソーリ式!「与えすぎないための声かけ」 

モンテッソーリ教育に基づく子どもの自立を促す子育てアドバイス!子どもの自己肯定感が上がる声かけ事例、ネガティブな状況をプラスに転じる「プラ転」などすぐに実践できて子育てが楽しくなるアイデア満載!

親子関係

親勉チビーズ協会代表
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与えすぎないための声かけ

おもちゃやお菓子も、与えすぎないのがコツ。

なんでも買ってもらえるのが、子どもにとって幸せだとは限りません。

子どもの「お菓子食べたい」が止まらないときは、量を少なくしてルールを決めればいいですね。

このとき、ご褒美としてお菓子をあげると際限がなくなるので、注意が必要です。

子どもと一緒に、お菓子の包みをはずしたり、並べたりすること。

崩れやすいお菓子の包みをそーっと開けること。

お菓子の箱を開けること。

いずれも、手加減が必要なことです。

手先を動かすことが、知育につながります。

知育になるお菓子を導入するのも良いアイディア。

でも、目の前で子どもが「ほしい!」と泣いたり、怒り出すと、本当にまいっちゃいますよね。

そんなときは、これを試してみてください。

実践編1 お菓子

ステップ1:お菓子を際限なく与えるのではなく、新しいお菓子ルールを決めること

量・タイミングなど、まずは何かひとつルールを決めましょう。

≫お菓子ルール

ご飯を食べたらおひとつどうぞ

ご飯前は食べない

ジュースは、いいことがあったとき。特別なときだけ

ご飯を食べたら、お菓子ボックスから自分で一個選べる

お菓子ボックスを作って、普段は手の届かないところに置いておく

ステップ2:ルールを浸透させよう

「お菓子ルールを作りました!!」と、明るく楽しく伝えるのがポイント。

でも、もし、すでにお菓子漬けになっているなら......。

最終手段:どうしてもお菓子をやめられない子には

●「ご飯は必ず食べようね」

「ご飯の後ならいいよ」

徐々に、ご飯の後にあげるお菓子の量を減らしていく

最終的に、お菓子はご飯の後。できれば、夕飯の後は、食べない、へ

このスモールステップで、お菓子ルールを浸透させるようにしてみてくださいね。

おもちゃについてもまとめます。

実践編2 おもちゃ

おもちゃを買うなら、遊び方に「余白」のあるおもちゃがいいと思います。

ひとつの遊び方しかできないものじゃなく、積み木やレゴなどがおすすめです。

いろんな遊び方ができて、想像が広がればなかなか飽きません。

私は小さいとき、お人形ハウスでごっこ遊びをしていました。

でも、同じ部屋に飽きてしまい、自分の布団をくぼませて「岩風呂!」と言いながら、毎日違う温泉に入る遊びをしていました。

何もないときは、色鉛筆を人形に見立てたり......。

子どもは創造性の塊!何もなくてもやっぱり遊びを生み出せます!

実践編3 動画・ゲーム

動画やゲームとの接し方で、悩んでいるお母さんは大変多いです。

私は、家庭で約束をして使おう、と伝えています。

親のスマートフォンであればなおさらですし、子どものために購入した電子機器も、お金を出したのは親ですから、最終的な意志決定者・所有者は親だということを徹底しましょう。

刺激の強い動画や暴力的な内容、年齢にそぐわないコンテンツ視聴には、親が積極的に介入して、子どもの目に触れないようにすべきです。

ゲームをしながら「死ね」「殺すぞ」と叫ぶ場面も見受けられます。

フィルタリングという方法もありますし、後から視聴履歴を確認するなど、目をかけてください。

まとめ
□  お菓子はルールを決めて与えよう
□  おもちゃは子どもが工夫のための「余白」があるものを選びましょう
□  スモールステップで、ルールを浸透させよう
□  刺激の強すぎる動画やゲームは、親が積極的に介入
PROFILE

親勉チビーズ協会代表

いしい おうこ

東京の三代続く幼児教育一家に生まれる。二児の母。 幸せな子どもをひとりでも増やすことを目指し、お母さんの居場所(親子サロン)を主宰。 また、来たる新時代に備え、創造教育とモンテッソーリ教育を子ども達への直接の指導を行う。 複数の大手企業の教育事業監修、プリスクールのオープニングアトリエリスタ、カリキュラムデザイナーとしても活動してきた。 その中で、6100組を超える親子の相談、とくにいわゆる「イヤイヤ期」の子どもをもつ家庭の指導を数多く経験。一人ひとりの子どもの天才性を引き出し、才能を伸ばすために、イヤイヤ期をはじめとした、それぞれの発達段階に応じた子育てのコツを、全国のお母さんに向けて伝授している。その様子は、TV、ラジオでも紹介されている。

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