モンテッソーリ式・英語力と才能の伸ばし方!―がんばりすぎはNG!
特別な道具や知識は必要なし!お父さんお母さんは英語が苦手でも大丈夫!モンテッソーリ教育のプロが教える3歳から7歳までの英語力と才能の伸ばし方
教育
がんばりすぎはNG!親子で楽しむを第一に
子どもに英語を身につけさせたいと思うと、どうしても親は熱が入ってしまうもの。
でも、四六時中英語に触れさせるのは無理ですし、疲れてしまいます。
がんばりすぎると続けることが難しくなってしまいますし、子どもの反応がイマイチだったために、親の英語熱が冷め、あきらめてやめてしまったという話もよく聞きます。
やめるだけならまだしも、無理やりやらせようとして、結果的に子どもを英語嫌いにさせてしまっては本末転倒です。
とくに英語教室や塾ではなくモンテッソーリベースのおうち英語の場合は、ママやパパのモチベーションを保つことが必要になります。
だから、子ども以上に親が無理をしないことが大切なのです。
大切なのは続けること
おうち英語のポイントは、長くゆる~く続けること。
英語だけではありませんが、言語を習得するためには、とにかく継続することが大事です。
主宰している「輝きベビーアカデミー」には英語が堪能なインストラクターのママたちがたくさんいます。
バイリンガルの方、留学経験のある方、独学で学んだ方など背景はいろいろですが、英語が堪能なママが家庭でどんなふうに子どもに「おうち英語」を実践しているのか、気になりますよね。
朝からずっと英語を話しているのか、英語タイムを決めてきちんとやっているのか。
ところが話を聞いてみると、どのママたちも驚くほどゆるく実践しています。
もちろん最初からうまく実践できていたわけではなく、なかには、ママ自身が英語がペラペラなだけに、自分のやり方を子どもに押しつけて、一時的に英語嫌いにさせてしまったなど、失敗談もありました。そういった失敗を経てたどりついたのが、
「長くゆる~く」なのです。
「長くゆる~く」に加えて、もう1つ大切なのが、繰り返しますが「ママやパパが楽しむこと。」
とても不思議なのですが、親が楽しくしていると、子どももラクに英語に触れることができます。
するといざ英語を使う場面になったら、ためらうことなく英語を使うことができるようになるのです。
親も楽しむためには、余裕を持つことです。
親が忙しくて余裕がないとついイライラしてしまいます。
スケジュールを詰め込みすぎず、物理的にも精神的にも余裕を持ちましょう。
長くゆるく続けていくなかで、ママとパパの英語力も自然に上がっていきます。
モンテッソーリ式おうち英語のコツは長くゆる~く、楽しんで!
0歳から天才を育てる乳幼児親子教室「輝きベビーアカデミー」代表理事。幼稚園教諭1級免許、日本モンテッソーリ協会教員免許、保育士国家資格、小学校英語教員免許取得。NPO法人ハートフルコミュニケーションハートフル認定コーチ。サンタフェNLP/発達心理学協会・ICNLPプラクティショナー。日本メンタルヘルス協会認定基礎心理カウンセラー。
自身の子どもがモンテッソーリ教育の幼稚園ですばらしい成長を遂げたことに感銘を受け、モンテッソーリ教師の資格を取得。
現在は、モンテッソーリ教育を取り入れた自身のスクールで幼児教育に携わるほか、全国の保育園・幼稚園・スクールで教員向けの指導している。
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