中学受験の第一線で30年以上活躍するプロ講師渋田先生にインタビューVOL.02
良い塾や家庭教師を選ぶ3つの条件
教育
てつなぎ
話は変わりますが、私は私立に高校から入学しました。入った時点で、中学入学組の生徒たちと大きく差が開いていてつらかったことを覚えています。
中学受験をしないで、中学のある高校に高校生から入った子に向けて、何かメッセージがあったらお願いします。
中学受験をしないで、中学のある高校に高校生から入った子に向けて、何かメッセージがあったらお願いします。
渋田先生
私立は学習進度が公立よりはやいことが多いので、高校入学組とクラスが混ざるような学校については、最初は授業が大変なケースもあると思います。
でも普通の公立中学に行って、多分部活もやっていたりする中で、自学自習をやられて入学したということから考えると、自分で考える力があるはずです。
高校入試と中学入試の違いというのは、中学入試は親が介入できるんですが、中3だともう親の言うことを聞かないから、ある程度自分でやらなきゃいけないと思うんですよ。
だから、中3の時、部活も勉強も頑張ってらっしゃったんじゃないですか。
でも普通の公立中学に行って、多分部活もやっていたりする中で、自学自習をやられて入学したということから考えると、自分で考える力があるはずです。
高校入試と中学入試の違いというのは、中学入試は親が介入できるんですが、中3だともう親の言うことを聞かないから、ある程度自分でやらなきゃいけないと思うんですよ。
だから、中3の時、部活も勉強も頑張ってらっしゃったんじゃないですか。
てつなぎ
当たってますね。お褒めいただき、ありがとうございます笑。
この本は私の子どもがもし中学受験をするようなことになったら読み返したいです。さて、実は私の子どもがまだ来年から小学校で、勉強は大丈夫かなと心配しているところです。
この本は私の子どもがもし中学受験をするようなことになったら読み返したいです。さて、実は私の子どもがまだ来年から小学校で、勉強は大丈夫かなと心配しているところです。
渋田先生
レゴとか折り紙とか「手」を使った遊びはおすすめです。
てつなぎ
本には、マインクラフトなどのゲームも学習とつながりがいいとかも書かれていましたね。
渋田先生
マイクラは本当に優秀なゲームです。やっぱりゲームやマンガの世界というのは、日本が世界に誇るコンテンツですもんね。そういうのを上手に使っていくといいんじゃないかなと思います。
そういうエンターテインメントとエディケーショナルの合体が、これからのキーワードになってくると思いますね。
そういうエンターテインメントとエディケーショナルの合体が、これからのキーワードになってくると思いますね。
てつなぎ
漫画も本当に、人として大切なところを教えてくれますね。
渋田先生
そうなんですよね。「鬼滅の刃」とか「スラムダンク」とかもいいですね。そのほか、学習まんがも質が高いものが充実しています。
てつなぎ
あとは先生がよくSNS（X）で投稿している、アスリートの言葉なんかもいいですね。
渋田先生
この前「ゆず」のコンサートへ行ったんですよ。やっぱり「栄光の架け橋」ですよ。あれも個人的には聞いた方がいい。入試前に聞くと泣きますよ。
この曲が使われていたアテネオリンピックの体操の中継なんて最高でしたね。
それから、浅田真央さんのソチオリンピックのフリーですね。逆境からできることをもう一度考えてやっていくみたいな美しさ。
こういうのを、大事にしなくちゃいけないと思うんですよ。子どもの頃にバスケットをしっかりやった経験なんかも、入試に絶対活きてきますからね。
小学校の時に塾に通うためにスポーツを辞めさせるというより、どうやって両立できるかという視点も大事だと思います。
この曲が使われていたアテネオリンピックの体操の中継なんて最高でしたね。
それから、浅田真央さんのソチオリンピックのフリーですね。逆境からできることをもう一度考えてやっていくみたいな美しさ。
こういうのを、大事にしなくちゃいけないと思うんですよ。子どもの頃にバスケットをしっかりやった経験なんかも、入試に絶対活きてきますからね。
小学校の時に塾に通うためにスポーツを辞めさせるというより、どうやって両立できるかという視点も大事だと思います。
PROFILE
国語専門塾の中学受験PREX代表、教育コンサルタント・学習アドバイザー。
神奈川大手学習塾で中学受験部門を立ち上げ、責任者として20年携わる。同部門は、オリコン顧客満足度ランキングで、2010年度・2011年度の2年連続で全国1位を獲得。
毎年、塾に通う受験生全員と生徒面談を実施。保護者向けにも、ガイダンス、進路面談・カウンセリングを担当し、これまで関わった人数は2万人以上。
一人ひとりの個性や、置かれた環境に寄り添ったアドバイスに定評があり、生徒・保護者から絶大な信頼を寄せられている。保護者向けの講演会は年に80回以上。
日々の思いを綴るブログ「中学受験熱血応援談」は年間100万件以上のアクセスを獲得している。
2022年7月に中学受験PREXを立ち上げ、現在も継続して中学受験の最前線に立ち続ける。
国内最大の受験人数を誇る首都圏模試センターの中学受験サポーターも歴任し、中学校と受験生の橋渡しとなる情報提供を日々行っている。
毎年、塾に通う受験生全員と生徒面談を実施。保護者向けにも、ガイダンス、進路面談・カウンセリングを担当し、これまで関わった人数は2万人以上。
一人ひとりの個性や、置かれた環境に寄り添ったアドバイスに定評があり、生徒・保護者から絶大な信頼を寄せられている。保護者向けの講演会は年に80回以上。
日々の思いを綴るブログ「中学受験熱血応援談」は年間100万件以上のアクセスを獲得している。
2022年7月に中学受験PREXを立ち上げ、現在も継続して中学受験の最前線に立ち続ける。
国内最大の受験人数を誇る首都圏模試センターの中学受験サポーターも歴任し、中学校と受験生の橋渡しとなる情報提供を日々行っている。
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