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中学受験の第一線で30年以上活躍するプロ講師渋田先生にインタビューVOL.01

中学受験に取り組むきっかけ

更新日:

渋田 隆之
国語専門塾の中学受験PREX代表、教育コンサルタント・学習アドバイザー。

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中学受験の第一線で30年以上活躍するプロ講師渋田先生にインタビューVOL.01 中学受験に取り組むきっかけ

中学受験の第一線で30年以上活躍するプロ講師渋田先生にインタビュー


中学受験に取り組むきっかけ

てつなぎ
今回は『後悔しない中学受験100』の著者、渋田隆之先生へのインタビューです。
早速ですが、渋田先生が中学受験に取り組むことになったきっかけについてお聞かせいただければと思います。
渋田先生
大学では教職課程をとっていたんです。小学校の時からずっとバスケットボールをやっていて、実業団に入ろうか、それとも教員になってバスケ部の顧問になろうかと思っていたんですが、結局単位が取れなくて。
それで就活でもしてみようと思い立ち、企業の合同説明会に参加した時に来ていた大手の塾の代表と意気投合し、「お前気に入った、横浜に遊びに来い」なんて言われましてね。
ほんとに遊びに行く感覚で、ジーンズとポロシャツで行ったんですよ。そうしたらそれが実は採用試験みたいな感じで、履歴書も印鑑も持っていかなかったんです。それがきっかけで、塾に興味を持ち就職したんです。

そんな感じなので、別に最初から中学受験を絶対やりたかったということでもないんですよ。 
でも人生は「ご縁」で成り立っているという持論があります。就職先も、結婚相手も、縁で決まっていくものじゃないかなというふうに思っています。 
てつなぎ
どういった部分で意気投合されたんでしょうか?
渋田先生
私はスポーツをやっていまして、入試のプロセスにおいて、学力以外に身に付けるものがあるだろうというふうに思っているんですね。

たとえば、バスケットボールで大学では西日本大会とか、高校ではインター・ハイに出てますけども、優勝したチーム以外はいつかは負けるんです。上手い選手でも、どこかで挫折することがある。だとしたら、頑張ることのプロセス自体が意味のあるものじゃなければいけない、というところでしょうかね。

基本的に、中学受験に限らず、受験は全員が第一希望に合格するわけではありません。
じゃあ第一志望に不合格だったから負けたのかっていうと、そうじゃないような気がするんですよね。チャレンジし努力した結果の不合格と、志望校をあきらめてサボった上での合格とでは意味が違う。
さらに入学した学校で、その後奮起して頑張ったんだったらそれはそれで価値がある。

長い人生の中の、一つの節目の出来事として受験を考えると良いのではと思います。受験はゴールではなく、通過点にすぎないと私は考えています。

「2万人の受験生親子を合格に導いたプロ講師の 後悔しない中学受験100」

著者名
渋田 隆之
出版社
 かんき出版

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