中学受験の第一線で30年以上活躍するプロ講師渋田先生にインタビューVOL.01

中学受験に取り組むきっかけ

教育

国語専門塾の中学受験PREX代表、教育コンサルタント・学習アドバイザー。
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てつなぎ
中学受験において先生が、得意にしてるところとか、気をつけているところはありますか?
渋田先生
得意かどうかは分かりませんが、生徒の話を真剣に聞くように心がけています。子どもたちへのリスペクトがないと、子どもにはすぐに見透かされますからね。また、気をつけているのは健康管理です。体力勝負の部分が講師にはあると思います。受験指導の途中で投げ出すことは、生徒にも迷惑がかかります。心身ともに元気でいるということは大事なことだと思います。 
てつなぎ
30年以上この業界に携わってこられて、昔と今の受験のあり方はどう変わってきていると思いますか?
渋田先生
やっぱり子どもの数は減ってますよね。私が仕事を始めた30年前と比べると、生徒の数が当時の3分の1になると思うんですよ。 そうなった時に、塾としては少ない生徒の取り合いになります。それで上位校の合格実績を取りたいとか、低学年から早めに獲得したいといった部分がどうしても強くなると思うんですね。
でも、親はそういうことに気づかずに、目先の情報にだけ煽られているというのが一つ問題点としてあるかなと感じています。これは、発信側の問題なんですけど。 

てつなぎ
中学受験をする人自体は多くなってきているんですか。
渋田先生
「首都圏受験者数過去最高!過熱する......」という報道もありますが、今年2月、つまり2024年入試から減少すると見ています。小学生そのものの数が減ってきているのが原因です。
ただし、東京の大型マンションが建つような地域には、相変わらず加熱した状況というのは残るかと思います。ただし、同じく30年前と比べると、中学募集をする学校数も増えてるんですよね。
また、2000年代からは公立の中高一貫校も新設されています。そういう意味で、枠が広がっているところもありますので、あまり加熱報道には踊らされる必要はないと思います。 
てつなぎ
これからの中学受験はどのように変わっていくでしょうか?
渋田先生
大学入試と同じく、さらに入試が多様化していくと思います。
すでに4科目型の受験じゃない受験が結構増えています。算数や国語の1科目入試、プレゼンテーション型の入試や英検などの資格を利用した入試方法というのは増えています。新傾向入試というのですが、そういう入試制度を4教科型と併用している私学はたくさんあります。 
てつなぎ
国語の専門塾を経営されているのですが、受験国語指導のほかに何か特別な対応をされているんですか?

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国語専門塾の中学受験PREX代表、教育コンサルタント・学習アドバイザー。
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