ネガティブなニュアンスで叱ってはいけない!?
どうせならもっと上手に叱ってくれない?#03 世界初!?「子ども目線」による褒め方と叱り方のコツ
しつけ/育児
ネガティブなニュアンスで叱ってはいけない!?
ポジティブな伝え方
赤ちゃんに「ハイハイしなさい!」と言う人はいませんよね。
赤ちゃんは誰に言われず とも自然にハイハイするようになりますし、「立ちなさい」と言われずともつかまり立ちをして、「歩きなさい」と言われずとも歩き出すようになります。
しかし成長するにつれて、
「ちゃんと先生の話を聞かないと怒るよ!」
「靴をはかないとお外にいけないよ!」
「早くしないと遅刻するよ!」
「勉強しないと将来大変よ!」
と、注意や指示をされることが増えていきます。
これらはごく一般的なことで、ほとんどの親御さんが言ったことがあるフレーズだと思うのですが、一つ心に留めていただきたいことがあります。
それは、「早くしないと遅刻するよ!」といった指摘を続けていくと、子どもたちの潜在意識には「行動するとネガティブなことが起きる」という気持ちが刷り込まれていってしまうということです。
もちろん、親としては
「将来この子が困らないように」
「あとで後悔や失敗してほしくないから」
といった気持ちがあった上での言葉なのですが、
「~すると、ネガティブなことが起きる」という伝え方は子どもたちの積極性を奪ってしまうのです。
本当はやってみなければわからないことも、
「怒られるのかな?」
「注意されるのかな?」
「楽しんじゃいけないのかな?」
と制約やルールをつくり、行動することに尻込みするようになっていきます。
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