不調・不安・ストレスはこれでスッキリ!「夫婦ゲンカの原因は自律神経の乱れかも?」
自律神経は厄年 昇進後 産後 低気圧 木曜日に乱れます。驚くほど簡単に乱れるからこそ、「慌てずにすぐ整える」方法を自律神経のプロフェッショナルがお伝えします。ホルモンの乱れ 気分のムラ とれない疲れ。いちばん読みやすくてきちんとわかる自律神経の整え方。
健康/病気
パフォーマンス向上や体調管理の鍵を握る「自律神経」。本書は、医学的根拠に基づいた「誰でも、すぐにできる」ストレスフリーな習慣を分かりやすく解説した一冊です。日々のパフォーマンスを最大化させる習慣作り。
小林 弘幸著書の『科学的に証明された 自律神経を整える習慣』から一部転載・編集してお届けいたします。
夫婦ゲンカの原因は自律神経の乱れかも?
夫婦のちょっとしたケンカやいさかいごと。
どこの家庭でも多かれ少なかれ起きることかもしれませんが、小さなほころびがやがて大きな不信につながってしまったり、子どもの成長によくない影響を及ぼしてしまったりする場合もありますから、決して簡単に見過ごせる問題ではないと思います。
第一、しょっちゅうケンカしているのは気持ち的にもつらいですよね。
ところで、夫婦仲が悪くなる状態には、見方によってふたつの解釈ができると思いませんか?
ひとつは、トラブルの原因や、考え方などの違いがはっきりしているもの。
もうひとつは、なんだかイライラしていて「つい当たってしまう」「心にもない言葉をかけてしまう」場合のものです。
最近では、夫の言動にストレスを感じ、それが体調にも影響を及ぼしてしまうことを「夫源病」、その逆を「妻源病」といい、話題になっています。
しかしここでとくに知っておいていただきたいのが、女性のイライラには「月経前症候群(PMS)」が影響していることも多いということです。
PMSは月経開始の3~10日前から始まる精神的・身体的症状で、イライラや不安感、のぼせや動悸、発汗など、自律神経失調症に似た症状が現れることがあります。
これらは月経とともに減退ないし消失する症状で、女性のなかには「なんであんなにイライラしていたんだろう」と思う方も少なくないようです。
では、イライラしてつい当たってしまったり、または当たられてしまったりしたときは、どうすれば解決するでしょうか?
ぜひ覚えておいてほしいのは、単純な行動パターンをすることで、自律神経を整える方法です。
具体的には「とにかく沈黙する」「階段をひたすら上り下りする」「皿を洗う」といったものです。家庭内ならとくに、皿洗いはおすすめです。
フロリダ州立大学のアダム・ハンリー博士らの実験によれば、ふたつのグループに「皿洗いの手順だけを書いた指示書」と「気持ちを込めて皿洗いをするための指示書」をそれぞれ読ませてから皿洗いをさせたところ、後者のほうがイライラを抑えられたといいます。
これをうまく応用するのはいかがでしょうか。
皿を洗うことで自分の意識は落ち着くんだ、こうして食器洗いをしている自分はすばらしい、決して一時の感情に流されることなく、自分らしくいよう............。こんな考え方とつねにセットで行なうようにします。すると、イライラの感情が抑えられるようになり、あとで同じようなケースに直面しても、対処の方法がわかっている分、あせりにくくなるのです。
自律神経も整い、台所も片づくので、一石二鳥ですね。
いつまでも若いあの人のヒミツは自律神経のバランス
自律神経のバランスは、加齢とともに乱れやすくなっていきます。交感神経の活動力はあまり変わらないのに対して、副交感神経は男性は30代、女性は40代から低下していきます。これは私たちの実験データからも明らかです。
そして、相対的に交感神経が強く活性化している状態が、つねに続くようになってしまうわけです。
この状況を、私たちは疲れや肌荒れ、不眠などを通じて、「老けたなあ」とか「20代のころはこうじゃなかったのに......」などと感じます。
加齢とともに自律神経のバランスが乱れるのは、ごく自然なことです。
老化の進み具合を自律神経で見た場合、何も対策をとらなければ、私たちに備わっている自律神経の力は10年でおよそ15%ずつ低下していくといわれています。
しかし、これはあくまで体の中身だけの話です。
実際、30代、40代となれば、会社や家族、子どもに対する責任も重くなるばかりで、ストレスは増え、さらに自律神経を乱すことになってしまいます。
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