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男の子の性教育「知っておきたい思春期の変化」

男の子の「気になっているけれど、面と向かっては聞きづらいこと」 パパママの「どうやって伝えたらいいかわからないこと」 にこたえます!

更新日:

高橋 幸子
埼玉医科大学医療人育成支援センター・地域医学推進センター勤務/産婦人科医。

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12歳までに知っておきたい“男の子の思春期の変化”

column Q&A

Q うんち、おしっこ、ちんちん、おしりしかいわない

A

幼児から小学校低学年ごろに、このような言葉のブームがくる傾向にあります。家でも外でもところかまわずいわれるのが悩みでしょう。誰かがいいだしたら、それをマネて大合唱・・・・・・ということもあるあるです。

子どもにとって、性に関する言葉というよりは、大人の反応がおもしろい、うんちやおしっこが出る場所として興味があって連呼していたりします。とくに幼児の場合、トイレトレーニングにより、うんちやおしっこを出せたことが成功体験となり、誇らしいことというイメージになっている場合もあり、うんちなどの言葉が大好きなのです。

街中やお店などで大声でいわれるのは気になるところです。

真顔で次のようにくり返しつたえていきましょう。

それを聞いてイヤな気持ちになる人もいるから、外ではいわないようにしよう
お母さんは、それおもしろいと思わないんだけど
やっているあなたがはずかしいんだよ

強く禁止をしたところで、やめるものでもありません。

いつか成長とともにいわなくなる日がくると思い、見守るようにしましょう。

外で、おしりなどを見せようとすることもあるかもしれません。

プライベートゾーンだから、人に見せるものじゃないよ

などと、説明をしてみましょう。

「12歳までに知っておきたい 男の子のための おうちでできる性教育」

著者名
高橋 幸子
出版社
 日本文芸社

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