子どもに算数の「先取り学習」をさせたい!

小学生30億件の学習データからわかった 算数日本一のこども30人を生み出した究極の勉強法#03

教育

RISU Japan株式会社代表取締役
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取り組むなら算数全体を対象に

週に何度か計算塾に通って、そこで課題のプリントをどっさり渡され、ひたすら計算をやらされる...これは、子どもにとって決して楽しいことではありません。

苦行といってもいいでしょう。子どもたちはそんな塾のほかにもスポーツなどの習い事に通っていたり、友だちとの遊びにも時間を使いたかったりするのです。

私としては、どうしても子どもに「先取り学習」をさせたいのならば、計算塾に通わせるよりも、たとえばお子さんが好きなキャラクターもののドリルや参考書などで、計算だけでなく文章題や図形を含めた算数全体を少しでも楽しく勉強できるようにしてあげた方がよほどいいと思います。

大事なのは計算という算数の一部でなく、算数全体をカバーする参考書であること。

本書の出版元だから紹介するというわけではありませんが、たとえば、『うんこ算数ドリル』シリーズなどはコンセプトが秀逸で、小学生の、とりわけ男の子にとっては魅力的な教材となるでしょう。

PROFILE

RISU Japan株式会社代表取締役

今木智隆

京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、ユーザ行動調査・デジタルマーケティング領域専門特化型コンサルティングファームのビービット入社。
金融・消費財・小売り流通領域クライアント等にコンサルティングサービスを提供し、2012年から同社国内コンサルティングサービス統括責任者に就任。
2014年、RISU Japan株式会社を設立。タブレットを利用した小学生の算数の学習教材で、のべ30億件のデータを収集し、より学習効果の高いカリキュラムや指導法を考案。
日本国内はもちろん、シリコンバレーでもハイレベル層から、算数やAIの基礎知識を学びたいと、アフタースクールなどからのオファーが殺到している。

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