東大生の家庭から学ぶ 習い事はいくつが良いの?
現役東大生75人にアンケートを取り、その結果を元に考察を加えて、その秘訣を探ります!#01
教育
東大生の家庭から学ぶ 習い事はいくつが良いの?
東大生は、どんな習い事をしていた?
みなさんのご家庭では、お子さんはどんな習い事をしていますか?
例えば勉強系ですと英会話は人気ですし、運動系では水泳、サッカーもいいでしょう。
文化系ではピアノなどの音楽やバレエも人気なようです。
でも、全てを習わせることはできないですよね。
東大生はどんな習い事をしていたのでしょうか?
東大生が経験した習い事の数は2つや3つといった回答が多く、ともに30%前後でした。また、4つ以上という回答も15%程度いました。
習い事をしている人が多い印象ですね。
面白いのは、勉強系以外の習い事もかなり多いということです。
学習塾やそろばん・英会話なども多かったのですが、スポーツなども多かったです。
「とりあえず最初はいくつか経験させる」という家庭もありました。
総合すると、まずいろんな経験をさせてみてから、1年後に続けるかどうかを聞く、というルールを設けている人が多い傾向がありました。
習い事はいくつ習っていましたか?東大生アンケート
いろいろな習い事を経験することは、様々な効果があります。
例えば運動やピアノといった、直接勉強に関係ないものであっても効果的です。
脳科学的に言うと、「勉強で使わない脳」を使うことで、学習効果が上がる、と考えられています。
なので、まずはいろんな習い事を経験させてみましょう。最初は、親主導のスタートでいいと思います。
東大生も、88.9%は親から言われてスタートしたと話しています。
選択肢を与えられた上での選択であっても、最初は親御さんの「やってみたら?」から始まっていたようです。
その後、1年以上続けたら、子どもに選択権を持ってもらうといいでしょう。
「自分が続けたいから続ける」
「自分が辞めたいなら辞める」
と意識することで、 やる気のないものをだらだら続けることを避けられます。
大事なのは、本人の意志や感情です。とにかくいろいろ経験させましょう。
その上で、 1年程度はやらせつつ、2年目以降はきちんと自分で選択させる。
こうしたルールを持つと、お子さんの自立心が育っていきます。
・最初のうちは、いろいろな習い事を経験させてみる
・1年以上続けた後、「続けるか」「辞めるか」の選択権を持つのは子ども
株式会社カルペ・ディエム
西岡を中心に、家庭の事情で週3日バイトしながら合格した人や地方公立高校で東大模試1位になった人など、多くの「逆転合格」を果たした現役東大生が集い、日々教育業界の革新のために活動中。
毎年300人以上の東大生を調査し、多くの画期的な勉強法を生み出している。そのほか「アカデミックマインド育成講座」と題した教育プログラムを中心に、全国20校以上でワークショップや講演会を実施。年間1000人以上の学生に勉強法を教えている。
記事の内容がよかったら「イイね!」ボタンを押してね