ワンオペ育児が辛いと感じているあなたへ
あなたが毎日がんばっていること、それはちゃんと“あなたの子ども”に届いています
しつけ/育児
ワンオペ育児が辛いと感じているあなたへ
こんにちは、あずみのこです。
「誰にも頼れない…」「もう限界かも…」そんな思いを、ひとりで抱えてはいませんか?わたしも共働きで2人の子どもを育てながら、家事も育児も“ほぼワンオペ”でこなす日々を送ってきました(涙)。
夜中の寝かしつけに明け暮れたあの頃から、子どもたちはもう中学生と小学生になったけれど、朝のバタバタや塾や習い事のお迎え、学校行事の準備は今も健在。気づけば、自分のことはいつも後回し。髪の毛はすっかり逆プリン状態なのに、美容室にも行けていません(涙)。
この記事では、同じような思いを抱えている方に向けて、「あ、私だけじゃないんだ」と思えるような言葉や、小さなヒントをお届けできたらと思っています。
ワンオペ育児とは?その定義と現代の子育て事情
ワンオペ育児とは、育児や家事の多くをひとりで担っている状態のこと。たとえ家庭にもうひとり大人がいたとしても、「実質的に自分だけで回している」と感じていれば、それはもう立派なワンオペです。
今は、夫婦共働きが当たり前になってきた一方で、サポート体制や地域のつながりがどんどん薄れてきています。昔のように、親やきょうだいと一緒に暮らしたり、近所同士で声をかけ合ったりすることが少なくなって、「孤立育児」が当たり前のようになってしまっているんですよね。
しかも、同じ“共働き”でも、母親の家事・育児時間は父親の3倍以上というデータもあるそうです(内閣府「男女共同参画白書」より)。「なんで私ばっかり…?」と感じてしまうのも、決して気のせいじゃないのだと思います。
一緒にいるはずなのに、どこか心細さを感じてしまう...そんな日々を過ごしている方も、きっとたくさんいるはずです。とくにワンオペが続くと、「ちゃんと抱っこしてあげなきゃ」「つい怒鳴っちゃった…」と、自分を責めてしまうこともありますよね。
でも実は、“しない”という選択があってもいいのかもしれません。
「てつなぎ」で紹介されている 🔗“実はしなくていい!” しない育児のススメこのコラムには、そんなふうに「力を抜く」ヒントがやさしく綴られています。
「しないと決める」ことで、子どもにイライラをぶつけずに済む。それって、実はすごく大事な“親の選択”なのかもしれません。
「これって、うちだけなのかな…?」そんなふうに感じたときに、誰かのリアルな声に触れられる場所があると、ちょっと心が軽くなるものですよね。「てつなぎ」でも、 “ワンオペ育児”に関する投稿がたくさん寄せられています。「誰にも言えなかった気持ちが、ここなら書けた」「他の人も同じように悩んでるんだとわかって、救われた」そんな声にも、よく出会います。よかったら覗いてみてください。 🔗 てつなぎ|“ワンオペ”に関するみんなの投稿を見る
なぜワンオペ状態になりやすいのか
「夫が仕事で帰りが遅い」「転勤族で頼れる家族が近くにいない」 そんな状況にあると、自然と育児や家のことが一人に集中してしまいますよね。
それに加えて、「自分がやったほうが早いし…」「お願いするのも気をつかうし…」と、そうやって、気づけば全部自分で抱えこんでいた...と、そんな方も多いのではないでしょうか。
特に、責任感が強くて、まわりに気を配れる“がんばり屋さん”ほど、自分の限界に気づきにくいものです。「もう無理…」と声に出したころには、とっくに疲れのピークを超えてしまっていた...と、そんなケースも少なくありません。
実際に、てつなぎの掲示板にはこんな声もありました。
「子どもが幼稚園に入るまでワンオペだし、友達はいないし、ずっと子どもと2人きりで追い詰められてましたね…ピリピリして」(🔗てつなぎ掲示板|“ワンオペきついというか孤独”)
「このままじゃ心が折れてしまうかも」と感じた体験を、言葉にできた投稿。同じように頑張りすぎてしんどいあなたにも、どこか寄り添える声ではないでしょうか。
共働き・専業主婦でも陥りやすい落とし穴
共働きなら「忙しいのはお互いさま」、専業主婦(主夫)なら「家にいるんだから当然」という空気...。どちらにしても、家事や育児の負担が一方に偏りやすいのが現実です。
わたし自身、結婚・出産を機に、それまでバリバリ働いていた仕事を辞めて、専業主婦になった時期がありました。その頃から自然と、「家のことは自分がやる」「夫は仕事で稼ぐ」という暗黙の役割分担のようなものができていって……。正直、「ちょっとこれやってほしいな」と思うことがあっても、なんとなく頼みにくい雰囲気がありました。
それでも我慢してやり続けていたある日、思わず「もう少し手伝ってくれたら助かるんだけど」とこぼしたら、「俺は稼いでるだろ」と言われてしまって。自分の頑張りがまるで見えていないように感じて、心の奥がズーンと重くなったのを覚えています。
共働きの場合でも、片方の残業や出張などで育児に関われない状況が続くと、もう一方に家事・育児の負担が集中してしまいがちです。どんな立場にあっても、「一人で抱えることが前提になってしまう」構造が、今の社会にはあるのかもしれません。
ワンオペ育児が辛いと感じる主な原因
睡眠不足・慢性的な疲労
夜泣きに付き合って、ようやく寝ついた…と思ったら、もう朝。そのままノンストップで、朝ごはんの支度にお着替え、おむつ、掃除、洗濯、買い物……。気づけば夜。あれ、わたし、今日座ったっけ?...そんな1日、ありませんか?
わたし自身、一人目の子がとにかく「抱っこじゃないと寝ない」タイプで、ひどい時は、ほぼ24時間ずっと抱っこしっぱなし。腰も肩も限界で、頭はぼーっとしてるのに、誰にも代わってもらえなくて。本当に、心も体もギリギリの状態でした。
夫は日中仕事でいないし、家のこともやらなきゃいけない。「ちょっとだけでいいから、ひとりになりたい...」そんなふうに思うたびに、「でも母親なんだから」と自分を責めてしまって。トイレすら我慢する日もあって、今思い返しても「なんであそこまで頑張ってたんだろう」と思います。
「せめて30分だけでも寝たい…」そう思っても、子どもが寝たタイミングでしか家事を進められなくて。そのうち「寝たいと思う自分ってダメなのかな」と、疲れた自分にさえダメ出しするようになっていました。
でも、疲れて当然なんです。育児と家事を一人でやりきる日々は、体力だけじゃなく心までも削られていくもの。見た目にはわかりにくいけれど、ワンオペの疲れは、とても深刻です。
精神的な孤独・理解されにくい悩み
「子育て楽しそうだね」「赤ちゃんかわいいね」「幸せそう」と周りから 言われるたびに、余計に「つらい」と言いづらくなってしまうこともありますよね。
わたしも、赤ちゃんとふたりきりで過ごす日が続いた時期がありました。誰とも話さず過ごす時間が当たり前になって、「おむつ替えようね~」くらいしか声を出さない。ふと思うんです、「私って、いま“人”として存在してる?」って。そんな気持ちになるのは、きっとわたしだけじゃないはず。
実際、てつなぎの掲示板にはこんな声もありました:
「旦那は出張が多く家にいることが少ない。実家は遠いので頼れません。夜泣きも酷くノイローゼになりそうです」( 🔗てつなぎ掲示板|“孤独の育児辛い”)
これ、ただの愚痴じゃない。「誰にもわかってもらえない孤独」が、投稿の行間からじわじわと伝わってきます。
“孤独”って、じわじわと効いてくるんですよね。見た目は笑っているのに、心だけが置いてきぼりになる日々。「自分はどうしてここにいるんだろう」と思うほど、気持ちが置き去りにされてしまうことも。
パートナーとの家事・育児分担の不均衡
「手伝ってるよ」って言われても...(汗)こちらは朝から晩まで、家事も育児もすべて自分で段取りしているのに。それって、本当は“手伝い”じゃなくて、“一緒にやる人”として関わってほしいだけなのに……。そんなもどかしさ、感じたことはありませんか?
しかも、頼むのにもエネルギーが必要です。「言ってくれなきゃわからない」って言われても、その“言う”こと自体がしんどい日もあります。
「ありがとう」や「大変だったね」というひと言があるだけで、心がふっと軽くなるのに。 それがないまま続くと、自分の存在まで、だんだん透明になっていくような感覚、ありませんか?
てつなぎ掲示板にはこんな投稿がありました:
「夫が朝の家事を全く手伝ってくれない。私だって準備とかあるのに、子どもたちにご飯食べさせて、歯を磨いて、幼稚園と保育園の準備して、時間までに送って。」( 🔗てつなぎ掲示板|“ワンオペきついというか孤独”)
この言葉からは、「当事者として共有されたいけれど、ずっと一人で動かされている」もどかしさと、「誰かが気づいてくれたら…」という小さな願いが伝わってきます。
“誰かが気づいてくれるだけでいい”という思いは、小さなサインかもしれません。そして、そのサインを受け止めてくれる“誰か”がいたら、心は少し軽くなるんですよね。
周囲に相談できる相手がいない不安
本当は、誰かに話したい。でも、「こんなことで弱音吐いちゃいけない」と思ってしまう。いざ勇気を出して話しても、「みんな大変だよ」とか「頑張ってて偉いね」で終わってしまうと、なんだか…ますます言わなきゃよかった、って気持ちになったりしませんか?
わたし自身、いちばん相談したかった母にすら「母親なんだから、それくらい当たり前よ」と咎められてしまったことがありました。気持ちをわかってもらえるだけでいいのに...。その言葉を飲み込むたびに、自分の気持ちが置き去りになっていくような感覚がしていたのを、今でも覚えています。
「ちゃんと話を聞いてもらえた」「気持ちに寄り添ってもらえた」——それだけで、心がふっとほどける瞬間があると思うんですよね。
誰にも相談できないとき、ただ愚痴をこぼしたいとき。そんな時は、「てつなぎ」の掲示板で、つぶやくように書き込んでみるのもおすすめです。「わかるよ」「おつかれさま」そんな小さなやりとりが、思いがけない心の支えになるかもしれません。
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