甘やかし=マザコン息子に? 子どもの行動がアッサリ変わる
やがて来る、ひとり立ちのために・上手に息子をコントロールし、伸ばす秘訣!#03
しつけ/育児
低学年の男子で、母親の前だとヘタレで甘えん坊になり、すぐ「おかあさーん」と言ってくる子がいます。
中学年でも、他人の前では母親にツンケンするのに、家で二人きりになったとたん、猫のように甘えます。
「なに、この二面性は?!?!」
「マザコンになりそうで心配」
「もっと突き放すべき?」
と悩むお母さんがいますが、ここはおおいに甘やかしてください。
小学校も高学年になると、性ホルモンであるテストステロンが出てきて、どんどん母親から離れていきます。
それが正常な発育です。
それまでは、十分甘えさせていいのです。
最近は、高学年になっても女性教師の膝の上に座りたがる男子がいるそうです。
体はしっかりと成長しているのに、です。性的な動機ではなく、本当に甘えています。
必要な時期に親にたっぷり甘えられなかったのかもしれません。
子どもは、いつだって親に甘えたいのです。親の愛情をたっぷり感じることが大切なのです。ハグでもなんでも、たくさんしてあげてください。
親しか代わりはいないのです。
小学生にもなると、本来、男子は父親と遊ぶ方が楽しくなるはずです。
しかし、父親が仕事でほとんどいなかったり、父親自身が幼少期に、父子の楽しい体験をしてこなかったせいで、息子にどう接していいかわからなかったりするケースがよくあります。
そうなると、母親への比重はより大きくなります。
父親の育児参加がムリなら、母親が父親の代わりを兼ねるか、もしくは習い事の先生など身近な男性にフォローしてもらうのがいいでしょう。
甘えと社会性、両方のバランスが大切なのです。
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