専門医が教える 子どものあざを治療できる最新技術!「なぜ子どものときに早期治療したほうがいいの?」
子どものあざを安全かつ効果的に治療できる最新技術! 子どものあざから、おとなのしみ、ほくろまで、レーザー治療はここまで来た!主に子どものあざを取るレーザー治療の仕組みや効果、その手順や治療を受ける際の注意点などを、わかりやすく丁寧に解説します。
健康/病気
幼稚園に行き始める前のほうが治療に通いやすいというメリットもあります。
お子さんの年齢が上がってくると、部活や塾、受験勉強など、通院の時間をつくることが難しくなってきます。
ほかにも、たとえば赤あざのいちご状血管種は、0歳の赤ちゃんならレーザー治療できれいに治せますが、5歳を過ぎると、手術で切除しなければならなくなります。
年齢が上がるほど、身体的にも時間的にも負担が増してしまうのです。
あざ治療にかかる期間の目安は、通常はレーザー治療を1クール5~6回、半年以上かけて行います。
※あざの種類や程度により異なります。
場合によってはレーザー治療1回できれいになるあざもありますが、あざが広範囲におよぶと数年かかることもあります。
赤ちゃんのときに治療を開始して少しでも治療期間を短縮できれば、それだけ身体や心にかかる負担も軽減でき、治療にかかる費用も抑えられるのです。
赤ちゃんのときに治療すると、精神的なストレスも軽減できます。
赤ちゃんの記憶は長期記憶の観点では残りにくいので、0歳のときに治療を開始すれば、治療の記憶や恐怖心が残る心配もありません。
もう少し成長してくると、自我が芽生えて人見知りになったり、いやいや期になって素直に治療を受けたがらなくなり、治療に付き添う親御さんの負担も増えますが、赤ちゃんのときに治療すれば、そうしたストレスもあまり感じません。
もしあざの治療にかかる費用が保険適用ではなく実費だったならば、どのように考えるかを、赤あざの治療で通院する髙橋春葵さんのお母さんに聞いてみました。
生後直後:あざを消してあげたいと強く思っているので、実費であろうと治療を始めたと思います。
1歳:息子のあざは広範囲にわたるものだったので、月に一度は治療を受けていました。実費ならば、その都度で安くない治療費がかさんでいくでしょう。
それでもあざを消してあげたい思いはあるので、パートをしたり、家計をやりくりしながら、なんとか頑張って治療できる選択をすると思います。とはいえお金の余裕はないので、家族みんなが我慢しなければならないことも増え、イライラすることも考えられます。子どもに安くない麻酔のテープをはがされたりすると、些細なことでも腹が立つと思います。
「安くないお金がかかっている」と思うと、いっそう感情的になって叱ってしまっていたのではないか。そう考えます。
2歳:実費で費用がかさむ上に嫌がる息子を治療に連れていくことになるので、確実に治療から足が遠のくと思います。息子だけでなく、家族みんなのために治療を続けるかどうか改めて考えてしまうでしょう。
3歳:同級生にあざについていろいろ言われ始める頃なので、そのあざを消してあげたい気持ちが大きくなる一方で出費のことも考えて、親は自己嫌悪に陥ると思います。「治療にかかるお金を気にしなくていいくらいお金が我が家にあればこんな思いをさせないで済むのに‥‥‥」と落ち込んだり、情けない親だなと申し訳ない気持ちになったりするでしょう。
小学生になる前:できる限りの治療はしてあげていると思いますが、実費では月に一度通うのも難しいと思います。また習い事もさせたいし、お出かけもしたいので、バランスを考えて治療をすると思います。
高学年:いよいよ自分からあざを消したいと言ってくる時期だと思いますが、息子はお金を気にして我慢して言わないでいるようなタイプです。親としてもそれを察して、また情けない気持ちになると思います。でも中学受験をしたかったので、それにお金をかけたくても治療が実費ならば、投じるお金はまったくなくなると思います。何かを捨てるしかありませんから、治療はあきらめるでしょう。
中学:息子はお年玉を貯めているので、本人があざを消したければそのお金を使って自分で治療すると言うのではないかと思います。
塾や学費もあるので、もう治療をさせる選択肢はないと思います。親としてあざを消してあげたい気持ちは、生後から変わらずあるのにしてあげられないでしょう。
高校:私も息子もあざを消せるなら消したいと思っているはずなので、お金があってあざを消せる人を羨ましく思うことでしょう。
大人:お金に関する問題は減るので、治療はできるようになると思います。ですから治療はすると思いますが、大人になってからではどうしても治療の効果が薄いと予想されるので、治療のモチベーションは保てないのではないでしょうか。
仕事をして休みの日は全部レーザー治療に充てて‥‥‥時間もなくなる上にその効果が薄いとなったら、いよいよ治療はしなくなると思います。
あざ治療にかかる費用がすべて実費だった場合、治療をしてあげられるのは結局最初だけで、2~3歳くらいになったら確実に治療できなくなるでしょう。
保険が適用されて、本当によかったと思います。
西堀形成外科 院長。
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