中学生のテストがさくっと解ける!――小学校で勉強が苦手でも大丈夫
長時間勉強できなくても、勉強が苦手でも大丈夫。勉強には、正しいやり方があります!これから勉強をがんばりたい子へ、家庭教師歴20年以上の経験を集めた「一番シンプルな勉強法」を伝授します。
教育
みんなに知っておいてほしい勉強のホント
小学校で勉強が苦手だったとしても、大丈夫だよ
「小学校のときも、勉強はできなかった」「小学校で算数が苦手だったけど、大丈夫かな?」って心配になる人もいるよね。
大丈夫、中学校はまた新しいスタートだと思って切りかえよう。小学校の勉強はどうであれ、中学校の勉強に集中してがんばればいいよ。
小学校と中学校は義務教育といって、「15歳で社会に出るためにおおよそ必要なこと」を教えてくれる。
中学校で習う内容は、小学校の復習をしながら、より深く広範囲に勉強するものと思っておけばいい。
「分数のこと全部わからないけど、どうしたらいいですか?」って聞いてもいい。
わからないことは、悪いことじゃない、絶対。
わかれば、次に進めるでしょ?
それを覚えたら、点数が上がるでしょ?
いいことしかないよね!
質問してくる生徒、本当にかわいいなと思うんだ。
先生は、もっと教えたいと思うんだよ。
どんな質問でも、いつも待ってるよ。いっしょにがんばろう。
勉強は「できないことをできるようにする」こと
つまり、「中学校で習う内容に、小学校の内容がふくまれているから大丈夫」ということ。
もちろん、数学では小学校で習う「分数のかけ算・わり算」なども出てくる。
もしわからなかったら、そのとき学び直して習得しよう。
「小学校のときには、あまり勉強ができなかったけれど、中学生になって勉強のしかたを覚えて、成績上位になった」という人も大勢いるよ。
まわりの大人は、みんなの助けになりたいと思っている。
「先生、ここがわかりません」って言われて、笑う先生なんていない。
「よしきた!Welcome!よく言った!」って思っているよ。
どんなに簡単な質問だっていい。
言葉にするのが苦手なら、「解いたけどまちがえた」ノートをそのまま見せてもいい。
ここまで勉強の話をしてきたけれど、そもそも勉強ってなにかな?学校の先生や親に「勉強しなさい!」とか、「勉強したの?」と言われたりする人もいるよね。
私の教え子アンケートだと、「問題集を解く」「教科書を見る」「机の前に座る」「苦しむ」っていう答えが多かった。苦しまないで(笑)。
結論からいえば、勉強は「できないことをできるようにすること」なんだよ。
そもそも、習っていない範囲は知らないことばかりで「は?」ってなるから、まず授業を聞くよね。
そして、ひととおり理解したら、「自分一人でもできるようにする」。
そのために、問題集でいろんな問題を解いて、いろんな角度から確認して、「わからないところ」をあぶり出していく。
つまり、勉強は、「できないことを(問題集を解いてわからないところを見つけて)、できるようにする(理解して暗記する)こと」。
1日の終わりに、「今日はこれができるようになった」と言えたら、その日は勉強ができた日だよ。
できないところを見つけて、理解して、覚える。
シンプルでしょ?どの教科もそうなんだよ。
私が研究員として会社に所属していたときに、東大卒の後輩が入社してきた。
あるとき、会社の先輩から「勉強って、どうやったらできるようになるの?」って質問されて、その後輩は「わからないところを、わかるようにするんです」って答えていた。
質問した先輩は、冗談を言われたのかと思ったようで、「そんなの知ってるよ!お前、おもしろいな」って笑っていた。
でも、これは冗談ではなく、真実なんだと思うよ。
残念なことに、勉強に魔法はないし、特別な方法もない。
悲しいくらいシンプルで、「できない(わからない)ことをできるようにする」、これだけ。これをくり返せば、東大にも行ける。一つ一つ、理解して暗記する。できるようにしていこうね。
あたたかく才能を開花させる不登校専門オンラインプロ家庭教師イエローシードラビー代表。
※当サイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。
記事の内容がよかったら「イイね!」ボタンを押してね