AIのプロが解説!!「生成AIを育児に取り入れる!」
生成AI(ChatGPT・Claude・Gemini・Copilot)が使えるようになると、自分の時間がどんどん増えて、毎日がラクになる! 本書は、生成AIを全く使ったことのないど素人の方に、登録の仕方から使い方まで、手取り足取り活用法のすべてを教える1冊です。
生活/暮らし
生成AIは仕事以外でも使えるの?
AIを日常生活に役立てる方法、クリエイティブに楽しめる場面について紹介します。
ダイエットの手助け、プライベートな悩みの相談、絵を描いてもらったりチラシを作ったりと面白そうな活用方法を見つけてみてください。
① 日常の雑務のお助け
日常の雑務のお助けレシピの考案や、学校のプリントのテキストデータ化など、地味に面倒な雑務から、育児のちょっとした相談まで、AIは強い味方になってくれます。
写真からカロリーチェックするなど、健康維持にも役立ちます。
② 創作を楽しむ
絵を描いたり、物語を作ったり、クイズを考案してもらったり、忙しい毎日の息抜きにちょっと遊んでみるのはどうでしょうか。会社の行事を盛り上げるために使ったり、子どもと遊んだりするのにもおすすめです。
面倒な作業は日常にも潜んでいます。
「これも生成AIでできるんだ!」ということを知り、雑務はどんどん任せていきましょう。
仕事に生成AIを使うには会社の許可が必要なことがあっても、日常生活では自由に使えます。
スマホに入れて、いつでもぱっと使えるようにすることをおすすめします。
おまかせ!プロンプト
冷蔵庫にある食材を文章で生成AIに伝えたり、写真で教えると、材料を活用したレシピを提案してくれます。
さらに、食べる人の数により分量の調整、特定の栄養素の増減の要求もできます。野菜室の写真をアップロードして、
「添付の材料と鶏もも肉ですぐに作れる晩ご飯を教えて」
とプロンプトを入れると、レシピを考案してくれます。
写真に写っている食材(キャベツ、かぼちゃ、玉ねぎ)と鶏もも肉を使って、簡単に作れる晩ごはんを提案します。
鶏肉と野菜の蒸し煮
材料(2 〜 3 人分)
・鶏もも肉:200 〜 300g
・キャベツ:1/4 玉
︙
作り方
1. キャベツはざく切り、かぼちゃは薄めにスライスします。
︙
このレシピは、シンプルな調理で野菜とお肉の旨味が引き立ち、ヘルシーで満足感のある一品です。お好みでポン酢やマスタードを添えても美味しいです。
おまかせ!プロンプト
保育園・幼稚園の卒園に向けた保護者の準備は、イベントの計画やプレゼント選び、それらにかかる費用の計算などで多くのアイデア出しと保護者の合意が必要になります。
生成AIは、卒園に関する手続きや準備事項のチェックリストの作成、保護者間の連携方法などを提案してくれます。
「幼稚園の卒園式で担任の先生にお世話になった気持ちを伝えたいが、幼稚園の方針でプレゼントを渡すのはNG 。気持ちを伝えるにはどんな方法があるかな?」
とプロンプトを入れると、アイデアを提案してくれます。
プレゼントがNG の場合、他の感謝の表現方法として以下のアイデアがあります。
感謝の手紙やメッセージカード 手書きで気持ちを込めた手紙や、子どもが描いた絵と一緒に感謝の言葉を伝えるのは心温まる方法です。
子どもと作るビデオメッセージ 短い動画で感謝の言葉を録画し、思い出として共有できます。
子どもが育てた植物や花の種を贈る 子どもたちの成長の象徴として、成長を見守る喜びを贈ることができます。
注意点として、園の方針に反しないか、他の先生との公平性に配慮をし、気持ちが伝わる内容を重視しましょう。
おまかせ!プロンプト
育児や介護の悩みは人それぞれで条件が違い、人に相談するにはハードルがあります。しかし、相談相手が生成AIであれば話し相手の心証を考える必要はなく、24時間いつでも相談ができす。
AIは膨大なデータベースから、類似のケースや専門家のアドバイスを提供し、具体的な対処法を提案してくれます。精神的なストレスの軽減も期待できるでしょう。たとえば、
「3歳の子どもが友達に手を出したり、嚙んだりしてしまう。どうすればよいでしょう」
とプロンプトを入れると、アドバイスをもらえます。
3歳の子どもが友達に手を出したり、嚙んだりしてしまうのは、まだ感情をうまく言葉で表現できないことが多いからです。このような行動に対処するためには、次のステップが役立ちます。
原因を探る 何がきっかけで手を出したり嚙んだりしているのか観察し、ストレスや疲れ、欲求不満など原因を見つける。
言葉での表現を教える 感情を言葉で表現するように教えてあげましょう。たとえば、「イライラしてるの?」と言葉に変えるサポートをします。
これを繰り返し、忍耐強く対応することで、少しずつ行動を改善していくことができますよ。
データサイエンティスト
記事の内容がよかったら「イイね!」ボタンを押してね