男の子の性教育「知っておきたい思春期の変化」
男の子の「気になっているけれど、面と向かっては聞きづらいこと」 パパママの「どうやって伝えたらいいかわからないこと」 にこたえます!
しつけ/育児
column Q&A
Q うんち、おしっこ、ちんちん、おしりしかいわない
A
幼児から小学校低学年ごろに、このような言葉のブームがくる傾向にあります。家でも外でもところかまわずいわれるのが悩みでしょう。誰かがいいだしたら、それをマネて大合唱・・・・・・ということもあるあるです。
子どもにとって、性に関する言葉というよりは、大人の反応がおもしろい、うんちやおしっこが出る場所として興味があって連呼していたりします。とくに幼児の場合、トイレトレーニングにより、うんちやおしっこを出せたことが成功体験となり、誇らしいことというイメージになっている場合もあり、うんちなどの言葉が大好きなのです。
街中やお店などで大声でいわれるのは気になるところです。
真顔で次のようにくり返しつたえていきましょう。
強く禁止をしたところで、やめるものでもありません。
いつか成長とともにいわなくなる日がくると思い、見守るようにしましょう。
外で、おしりなどを見せようとすることもあるかもしれません。
などと、説明をしてみましょう。
Q ひとり部屋にしたら、出てこなくなった!
A
小学生になると「自分の部屋がほしい!」といいだすこともあるかもしれません。
セルフプレジャーなど、ひとりになれる空間でしかできないこともあるので、ひとり部屋、ひとりになれるスペースは用意してあげたいところです。
でも、部屋の居心地がよかったり、友達と連絡を取り合っていたり、家族と距離をとりたいなどの理由から、部屋にこもってしまうこともあると思います。
家の中に居心地のよい場所があるのはとてもすばらしいことです。
一緒に生活できる時間は、そう長くはありません。
食事の時間だけは、家族と過ごすように決めるのもよいでしょう。
もちろん、食事中はスマホもマンガも禁止。
食卓にいる人との会話を楽しんだり、みんなで一緒にテレビを見てコメントしあったりと、ひとりになりすぎないようにルールを決めてみるのも。
テレビや動画などに関することを話しかけたりしても。
また、家の造りにもよりますが、リビングを通らないと部屋に行けないようにするのもよいでしょう。
いつ帰ってきたのか、部屋にいるのかわからないなんていうこともあるかもしれません。SNSの家族グループをつくるなどして、せめて連絡だけはするようにと約束をするのもよいですね。
埼玉医科大学医療人育成支援センター・地域医学推進センター勤務/産婦人科医。
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