潜在的な生きる力を体系的にはぐくむ子育て法、「マミーメソッド」®︎の提唱者高松ますみ先生にインタビューVOL.01
自己肯定感を高めるために
親子関係
てつなぎ
アメリカと日本とのギャップが相当大きかったんですね?
高松先生
そうですね。「自己肯定感」なんていう言葉をそれまで聞いたこともなかったし、子どもを尊重するみたいな話も聞いたことがありませんでした。
今でこそ体罰が問題視されていますけど、昔はお尻を叩いたり、頭を叩いたりとか、大きな声で怒鳴ることが躾だとされていましたから。それをしない子育てなんてあるの?と。それぐらいのギャップがありましたね。
今でこそ体罰が問題視されていますけど、昔はお尻を叩いたり、頭を叩いたりとか、大きな声で怒鳴ることが躾だとされていましたから。それをしない子育てなんてあるの?と。それぐらいのギャップがありましたね。
てつなぎ
私も小さい時は、それこそ布団たたきの棒で叩かれたりとか、押し入れに入れられたりとか。
高松先生
私なんか玄関から放り出されてましたよ(笑)。
てつなぎ
私はまもなく父親になる予定なんですけど、自分自身がそういうふうに育てられた経験しかない中で、そこから自己肯定感を高めるために何をしたらいいのか、よくわからないんです。
育児や教育において、高松先生はどんなことが大切だと思っておられますか?
育児や教育において、高松先生はどんなことが大切だと思っておられますか?
高松先生
私が一番気をつけてきたのは、 親の価値観で子どもの価値観を潰していかないというところです。「自分でやりたい」という気持ちや、「これをやったらどうなるんだろう」という好奇心が芽生えているのに、親が「片付けるのが大変だから」とか、「無駄遣いになるんじゃないか」みたいに考えてしまい、その子どもの行動を止めていくということがないようにしていました。
私は「子ども軸」と呼んでいます。子どもがその行動をしたいのか、したくないのかを考えて、そこに添うようにすること。それが「尊重」です。子どもたちが何を考えているのかを常に認める。ルールも教えることを常に気をつけていましたね。
あとは親自身が疲弊しないようにという点も大事です。
私は「子ども軸」と呼んでいます。子どもがその行動をしたいのか、したくないのかを考えて、そこに添うようにすること。それが「尊重」です。子どもたちが何を考えているのかを常に認める。ルールも教えることを常に気をつけていましたね。
あとは親自身が疲弊しないようにという点も大事です。
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