親の語彙力① かなづかい・送り仮名(わが子に「ヤバい」と言わせない 親の語彙力)
信用度を左右する!大人でも誤りが散見される「かなづかい」「送りがな」
親子関係
「かなづかい」のミスを指摘する問題です。
大人でも「かなづかい」をミスしたまま気づかないでいるケースが案外散見されます。
問題の①の「づつ」はメールの文面などでよく見かけます。
ひらがなですので、変換の際に気づくことが難しいのかもしれません。
また、先日Twitter(現「X」)をチェックしていたら、ご立派な教育論をぶっていた方が「~と言わざるおえない」と呟いていました。
わたしは一瞬「え?負えない?」と混乱してしまったのですが、もちろんこれは「~と言わざるを得ない」の間違いですね。
このようなミスを目にすると、(わたしが歪んでいるのかもしれませんが)どうもご立派なその教育論自体、信用に足るものかどうか疑わしく思えてきてしまうのです。
正しい「かなづかい」で文章を書けないと相手が自分を信頼しなくなってしまうリスクがあります。
「かなづかい」といえば、「じ・ぢ」の使い分けも誤ってしまいがちです。
たとえば、「間近」「鼻血」「底力」をそれぞれひらがな表記すると、「まぢか」「はなぢ」「そこぢから」となります。
もともとは「近い(ちかい)」「血(ち)」「力(ちから)」ですから、「ち」に濁音が付く理由は分かります。
しかし、「地震」「地面」はどうでしょうか。
「地」は「ち」と読みますから、そういう理由で「ぢしん」「ぢめん」とひらがな表記をしてしまいたくなりますが、実はこれは間違いです。
それぞれ「じしん」「じめん」と書き表します。こちらは例外的なものとして覚えておきましょう
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