子どもの「資質」の見つけ方・育て方 - 天才性を引き出す -

「知性」「感性」「自己肯定感」を育てる最強子育てメソッド#01

しつけ/育児

親勉チビーズ協会代表
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天才性を引き出す#01 子どもの「資質」の見つけ方・育て方

すべての子どもは天才だ! ~ 子どもの「資質」の見つけ方・育て方 ~

天才性の表れ方は、一人ひとりちがいます。

そもそも天才性とは、その子が生まれもった「個性」や「資質」のようなもの。

「みんなちがって、みんないい」のです。

でも、ここでちょっと疑問がわくかもしれません。

「うちの子の個性って、どんなものなんだろう?」

「私、子どもの資質を見逃してないかしら......」

まず、お願いです。

こんな不安な気持ち、わかります。

でも、決して、焦らないでください。

いつメキメキと資質が表れてくるかは、子どもによって違います。

ひとつのことをやり続けて芽が出る子もいれば、いろいろな経験をすることで、その子にしかない資質が表れることもあります。

ほんとうに、子どもによってそれぞれなのです。

だけど、その子らしい 「資質」を伸ばすことができた子どもに間違いなく共通していることがあります。

それは、大人が子どもの無限の可能性を心から信じ、子どもの興味に合わせて、世界が広がる環境をつくっていること。

「うちの子、才能がないんじゃないかな......」なんて、決して思わないでくださいね。

子どもの資質を伸ばすためには、子どもがやりたいことを尊重をするのが大事。

まず、3歳までは、ありとあらゆる体験・体感をさせます。

3歳までの時期は、本能的に手と指を動かす微細運動をやりたがる時期。

それがさまざまな知性を身につけていったり、安心した親子関係を築いていったり、子どもの自己肯定感を育てていったりする土台となります。

徐々に、そんな微細運動を「好きだから行う」ようになっていきます。

そして、4歳以降は、知性を磨く段階へと移ります。

この時期になったら、少しずつ環境を変えていきましょう。

 ポイントは次の2つ。

①子どもが興味をもったものは、際限なく提供する

際限なくというのは、高価なものを与えることではなく、「どうせ子どもだからわからないだろう」と軽くあしらわないことです。

できるだけ本物に触れさせてあげましょう。

②それの「どこが好きか」を聞いてみる

それの「どこが好きか」「なぜ好きか」が答えられる年齢になったら、聞いてみましょう。「好き」の理由が言えるようになると、資質はさらに伸びていきます。

たとえば、未就学児で、積み木で立体物をつくる時、いつも中をジーッと覗き込んでいる子がいました。

「これは一体どうなっているんだろう?」と、観察することが大好きな様子。「好き」の理由は、まだうまく表現できない年齢でしたが、こういう子には、さまざまなモノの「しくみ」を見せてあげることで、大事な資質を伸ばせるでしょう。

また、少し年齢が上がって、小学校低学年で絵を描くことが大好きで、ずっと描いている子がいました。

かなりの量を描くので、だんだん上手に描けるようになっていきました。

この子の場合、「この世にないものでも、何でもつくり出すことができるから絵を描くことが好き」とのこと。

この子は、「想像力」に長けていますね。

また、絵を描くことで、「観察力」も伸ばしていけそうです。

また、小学校中学年で、「国語が好き」だという子もいました。

その子は、「国語の時間にみんなで議論し、それぞれ意見するところが好き」とのこと。

これも、大切な資質ですよね。

あなたのお子さんには、どんな資質が眠っているか、とても楽しみですね。資質が目覚める瞬間を楽しみに待ちましょう!

まとめ
子どもの可能性を信じ、興味を引き出し、世界を広げよう!
いしいおうこ先生インスタライブ配信スケジュール(2023年11月現在)

毎週3回(火・木・土)9:15〜

インスタURL:https://instagram.com/oko.is

PROFILE

親勉チビーズ協会代表

いしいおうこ

東京の三代続く幼児教育一家に生まれる。二児の母。
幸せな子どもをひとりでも増やすことを目指し、お母さんの居場所(親子サロン)を主宰。
また、来たる新時代に備え、創造教育とモンテッソーリ教育を子ども達への直接の指導を行う。
複数の大手企業の教育事業監修、プリスクールのオープニングアトリエリスタ、カリキュラムデザイナーとしても活動してきた。 その中で、6100組を超える親子の相談、とくにいわゆる「イヤイヤ期」の子どもをもつ家庭の指導を数多く経験。
一人ひとりの子どもの天才性を引き出し、才能を伸ばすために、イヤイヤ期をはじめとした、それぞれの発達段階に応じた子育てのコツを、全国のお母さんに向けて伝授している。その様子は、TV、ラジオでも紹介されている。

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