中学受験の第一線で30年以上活躍するプロ講師渋田先生にインタビューVOL.03
受験生と親御さんへのメッセージ
教育
てつなぎ
今後の教育、中学受験についての先生のご意見をお願いします。
渋田先生
今、世界ではいろんな問題が起こっていますが、とにかく、自分たちで考えて、決めていかなくちゃいけないんです。だから教育に関しては、自己決定をするために、ディスカッション型になっていかなくちゃいけないわけですよ。
自分の意見を大事にしつつも、相手の意見もきちんと受け取る、コミュニケーションを取れる、間を取れるという部分。
子どもの数が減っている中、将来のこの国を担う人たちを育てるためには、そういう教育をしていかなければならないと思います。
自分の意見を大事にしつつも、相手の意見もきちんと受け取る、コミュニケーションを取れる、間を取れるという部分。
子どもの数が減っている中、将来のこの国を担う人たちを育てるためには、そういう教育をしていかなければならないと思います。
てつなぎ
最後に、今まさに中学受験を控えているお子さん、あるいはこれから中学受験を考えている親御さんへのメッセージをお願いします。
渋田先生
今まで頑張ってこられたことに、自信を持ってください。そして、ご縁のある学校に合格しますようにお祈り申し上げます。
親御さんに関しては、お子さんの体調管理とメンタル管理、そして親御さんご自身の健康管理が大切かと思います。
家族全員が健康で心が燃えていたら、きっとうまくいきますよ。
これから中学受験を検討される方は、本当にやったほうががいいのかということをちゃんと家族で考えていただきたいと思います。本人が頑張るわけだから、本人がやっぱり行きたいという意義が分かるところまで、しっかり家族で話し合っていただきたいですね。
塾の説明会シーズンになると、友達が行くからとか、近所の子が行くからとか言って焦らされてる子もいるんですが、この子にとってどうなのか、という視点でしっかり考えた方がいいと思います。
また、やり始めても、途中で辞めたっていいんです。選択するのはそれぞれのご家庭の自由です。無理をする必要がないと思います。
そして、学習習慣はついたなあとか、この科目には興味を持ったということだけでもOKだと思うんです。
ただし、小学校の段階で勉強ができないとか苦手とかいう部分で、自己肯定感をなくさせないように気をつけてほしいなと思います。
これから中学受験を検討される方は、本当にやったほうががいいのかということをちゃんと家族で考えていただきたいと思います。本人が頑張るわけだから、本人がやっぱり行きたいという意義が分かるところまで、しっかり家族で話し合っていただきたいですね。
塾の説明会シーズンになると、友達が行くからとか、近所の子が行くからとか言って焦らされてる子もいるんですが、この子にとってどうなのか、という視点でしっかり考えた方がいいと思います。
また、やり始めても、途中で辞めたっていいんです。選択するのはそれぞれのご家庭の自由です。無理をする必要がないと思います。
そして、学習習慣はついたなあとか、この科目には興味を持ったということだけでもOKだと思うんです。
ただし、小学校の段階で勉強ができないとか苦手とかいう部分で、自己肯定感をなくさせないように気をつけてほしいなと思います。
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