小学生男子!マンガやテレビ、ゲームは...
やがて来る、ひとり立ちのために・上手に息子をコントロールし、伸ばす秘訣!#02
しつけ/育児
親自身が「ラクだから」、スマホやゲームの使用を子どもに許しているという背景もあります。
雨で外に遊びに行けない日や、外出先で静かにしてほしいときに、無制限でテレビを見させたり、スマホやゲームを与えたりしてしまいがちです。
雨で外に遊びに行けないなら、パズルなどの遊べるものを用意してあげます。
いろいろと試すうちに、 ハマるものが必ず見つかります。
親もテレビを見ないヒマつぶしを考えましょう。楽器などいじってみせるのは、子どもにいい影響を与えます。釣り道具の手入れでもいいです。語学の勉強でもかまいません。何か自分からすることを見つけましょう。
あるゲーム中毒の男子がいました。
彼は普段は7時間、夏休みは毎日12時間以上、 食事以外はほとんどゲームをしていました。
彼をたき火に連れていったら、最初は手持ち無沙汰にしていましたが、そのうちに竹の棒を削ることにハマりました。
無心になって竹の節を落とすことは、一見無意味な行為に見えますが、彼にとってはたまらなく「オモロイこと」になったのです。
学校や宿題のストレスをゲームで解消するというのは言い訳です。せっかく確保した時間をゲームでつぶすのはもったいない。それに、ゲームをしすぎると、かえってリフレッシュにならないと思います。
外でたくさん遊んでいて、エネルギーの吸収・発散ができている子は、少々ゲームをやっても大丈夫です。
外で3時間くらい遊んで、家で30分ほどゲームをやるくらいなら、相殺されるでしょう。
問題なのは、外でほとんど遊ばずに、ネットやゲームばかりやっている子です。
テレビやスマホの画面を見続けると、言語が発達する箇所が伸び悩んで、学習能力が下がるという説もあります。
ゲームが蔓延する世の中は仕方ないのですが、問題は時間です。
ゲームには臨界点があります。
賢い子は、ギャンブルと同じで、いつかバカバカしいことだと気づきます。
しかし、子どものうちは気づくのは難しいでしょう。
やはり、親が助言しつつ、時間をコントロールさせることが肝要です。
大学受験浪人中より大学在学中そして卒業後、結婚後も個人教授バイト生活47年。
自称「化け猫家庭教師」。
21歳の時のムンバイ〜パリ間自動車旅行の体験により意識変換。単なる成績よりも能力の向上を目指して教育実践する。教育環境設定コンサルタント。
カタカムナ音読法、抽象構成作文法、サイコロ暗算学習法など多数の能力開発メソッドを開発してその効果を実証。「音読道場」指導者養成講座主任講師。教育作家。ブイネット教育相談事務所主宰。
趣味は焚き火と温泉と良景旅行と花卉栽培と文学と哲学。好物は柑橘系の果物とイカ。マーラーと抽象画を愛し、月の遠近WAVEの研究家としても知られる。東京吉祥寺在住。
松永暢史公式サイト https://matsunaganobufumi.edorg.jp/
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