はげまし言葉のポイント~魔法の声かけテクニック
小学校教師・メンタル心理カウンセラー、 全国の教師が学びにくる先生が教える! 子どもの自己肯定感が爆上がり、のびのび、生き生きと育つ魔法の声かけテクニック!!
しつけ/育児
はげまし言葉のポイント③ポジティブな言葉を使う
緊張していたり、不安になっていたりするときに、分かりづらい言葉をかけてしまうと、せっかくのはげましのチャンスが意味不明なものになります。
子どもにもパッと理解できるような分かりやすい言葉を用いるようにします。
はげまし言葉のポイント④子どもがもっとも言ってほしい言葉を伝える
子どもにとって、言われたい言葉があります。これを見極めて、相手に投げかけるようにします。表情や動作、子どもの性格などから、子どもが欲しがっているだろう言葉を考えて、伝えていきます。
AFTER
〔中学受験の模擬試験の前に子どもが泣いている〕
父
模擬試験がうまくいくか、不安に思っているんだよね。
‥‥‥でも、大丈夫だよ。【①ポジティブ】
‥‥‥でも、大丈夫だよ。【①ポジティブ】
子
‥‥‥。(そうかな‥‥‥)
父
努力っていうのは、必ず報われるものだよ。【②短い言葉】
毎日一生懸命勉強してきたことを、お父さんは見てきた。【④言ってほしい言葉】
もしも今回失敗しても、また次の模擬試験でがんばればいい。【③わかりやすい言葉】
毎日一生懸命勉強してきたことを、お父さんは見てきた。【④言ってほしい言葉】
もしも今回失敗しても、また次の模擬試験でがんばればいい。【③わかりやすい言葉】
子
‥‥‥。(そうだ。受験まで、まだ時間はあるんだ)
父
本気でやってみよう。
まずは、今回の試験で、今の〇〇くんの100%の力を出し切ってみよう。
まずは、今回の試験で、今の〇〇くんの100%の力を出し切ってみよう。
子
うん‥‥‥。(よし、がんばってみようかな)
PROFILE
堺市立小学校教師・メンタル心理カウンセラー
1986年大阪府生まれ。
大阪教育大学教育学部卒。
教育サークル『ふくえくぼの会』代表。 小学校教師として勤めながら、言葉かけの効果についての研究をすすめる。
令和4年度より京都大学大学院教育学研究科に在籍。
大阪教育大学教育学部卒。
教育サークル『ふくえくぼの会』代表。 小学校教師として勤めながら、言葉かけの効果についての研究をすすめる。
令和4年度より京都大学大学院教育学研究科に在籍。
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