夏休みのホンネ|591件の声から見えた、子育て家庭の夏のリアル
子育て家庭の夏休みの実態を591件の声から調査。毎日の食事作りや学習管理、猛暑の中での外遊び、家計の負担、自分へのご褒美まで。9つのテーマから、楽しい夏休みの裏側にある親たちのリアルな本音や悩みを明らかにします。
調査対象 591 名
2026年7月から9月にかけて、子育て世帯を対象にしたホンネ調査を実施しました。9つのテーマで計591件の声が集まり、夏休みを過ごす親たちの本音が浮かび上がりました。
毎日の食事、学習の管理、猛暑の中の外遊び、家計の実態、そして自分へのご褒美まで。「楽しい夏休み」の裏側で、親たちは何を我慢し、何に疲れ、何に喜びを見つけていたのか。9テーマの声をまとめてお届けします。
調査概要
調査方法
子育てコミュニティ「てつなぎ」でのWebアンケート調査(自由参加形式)
調査期間
2026年7月〜9月
回答者
子育て中の保護者(主に母親)
総回答数
591件(9テーマ合計)
今回のホンネ調査で聞いた9つのテーマ
夏休み中のごはん作り何が一番しんどい?
(n=106)
夏休み、子どもが一番使っている家電・デジタル機器は?
(n=58)
猛暑が続く日本の夏、子どもの「外遊び」の基準どうしてる?
(n=49)
夏休みを頑張って駆け抜けた自分へのご褒美、何したい?
(n=109)
約7割の親が「献立を考えること」に疲弊。毎日3食の献立地獄が、夏休みの家事負担をつくっている
対象のお題
夏休み中のごはん作り何が一番しんどい? (n=106)
献立を考えること
調理時間が取れないこと
買い出し
後片付け
食費が高くなること
その他
※ n=106件の回答を編集部にて分類
「夏休み中のごはん作りで一番しんどいことは何か」を聞いたところ、「献立を考えること」が67.9%と、圧倒的な1位となりました。次いで「調理時間が取れないこと」(10.3%)、「買い出し」(8.4%)、「後片付け」(6.6%)、「食費が高くなること」(4.7%)と続きます。
給食がない夏休みは毎日3食の献立が親にのしかかります。「何を作るか考えること」自体がこれほど消耗するという事実は、食材の選択肢や調理の手間以上に「考える負荷」を減らすサポートが求められていることを示しています。
【代表的な声】夏休み中のごはん作り何が一番しんどい?
💬 献立が一番しんどい、本当に
一番しんどいのは「献立を考えること」です。毎日三食、何を作ろうかと考えるのが本当につらかったです。(Na さん/20代)
💬 もう毎日外食がいい笑
(まゆ さん/40代)
💬 給食って、本当にありがたい🥹🙏
(パスタライ助 さん/20代)
※投稿内容を読みやすいよう一部要約・編集しています。
みんなの声から分かったこと
調理そのものより「考えること」への疲弊が最大の問題と分かりました。献立の悩みを減らす仕組み(ミールキット、レシピ提案、食材の定期便など)が、夏休みの親の負担感を大きく変えられます。
「献立を考えること」が約68%でほぼ7割を占め、2位の「調理時間が取れないこと」(10%)を大きく引き離しました。突出した1位であることから、「献立を考えること」単独の負担の大きさがうかがえます。献立提案機能や食材の定期便など、決断を肩代わりする仕組みへの需要が高まっています。
▶ 毎日3食の「何を作るか」が、夏休みの家事疲れをつくる
「夏休みも給食を」「こども食堂を増やして」。昼食問題は、働く親の切実な悩みだった
対象のお題
そのまま出せる冷凍・レトルト・ミールキット
給食・学童での提供継続・補助への期待
誰かに作ってほしい・外注したい
こども食堂・宅食弁当に頼りたい
その他
※ n=48件の回答を編集部にて分類
長期休みの昼食準備についての本音を聞きました。仕事と育児を両立する親にとって、夏休みの昼食問題は「給食さえあれば」という一言に凝縮される切実な問題です。
「給食だけは夏休みも継続してほしい」という声が複数あり、そのコストは惜しまないという意見も見られました。また「こども食堂」「レンチン弁当」など、外部リソースへの期待も高い状況です。
【代表的な声】長期休みのお弁当作りやお昼の用意、こうだったらもっと楽に働けるのになと思うこと
💬 夏休みも給食を続けてほしい、切実に
給食だけは夏休みも継続してほしい😭切実💬 こども食堂がもっとあれば
毎日こども食堂。お金かかっていいからやってほしい💬 レンチン弁当があれば頼る
レンチン弁当!安ければ頼りたい※投稿内容を読みやすいよう一部要約・編集しています。
みんなの声から分かったこと
親が求めているのは完全な解決策ではなく、昼食の一部でも外に任せられる選択肢です。価格より利便性を重視しており、「安心して頼める場所」が近くにあるだけで働き方が変わると多くの声が示しています。
「冷凍・レトルト・ミールキット」への支持(約40%)が突出する一方、「給食・学童での継続・補助」への期待も2位に入りました。個人が工夫で乗り切る問題ではなく、制度や地域・サービス側の仕組みが問われています。
▶ 昼食問題の根本は「外部リソースの不足」
「タイム測定」「ご褒美」「いっそダラダラを許可」。親の試行錯誤が夏休みを動かしていた
対象のお題
その他(環境づくり・様子見など)
ご褒美制・シールで「できたら〇〇」化
タイマー・スケジュールで区切る
声かけ・一緒に取り組む
※ n=58件の回答を編集部にて分類
効果があったとして挙がった方法は「タイム測定」「ご褒美制」「細かく区切る」など多様で、一方で「ダラダラさせることにした」と考え方を変えた親も複数いました。
やる気づくりに正解はなく、子どもの性格・年齢に合わせた個別の工夫が求められます。また「できなかった」「諦めた」という挫折エピソードも正直に語られており、無理に型にはめることへの疲れも見えます。
【代表的な声】ダラダラしがちな夏休み、子どものやる気を出すために「効果があった工夫」や「挫折エピソード」
💬 「何分で終わる?」タイムを測ったら乗った
「何分かかるか測ってみよう」と声をかけたら、ゲーム感覚でやってくれた。💬 ご褒美制は効いた。ただし即時が重要
小さなご褒美を毎日つけることで、宿題が習慣になってきた。💬 「ダラダラさせる」に考えを切り替えた
夏休みぐらいダラダラさせようと思ったら、ずっと楽になった。※投稿内容を読みやすいよう一部要約・編集しています。
みんなの声から分かったこと
効果があった方法に共通するのは、子どもが自分でゴールを意識できるかどうかです。外から強制するやる気づくりより、子ども自身が動けるような短い単位・即時のフィードバックが機能しています。
「ご褒美制・シールで見える化」と「その他(環境づくり・様子見など)」が同率で最多、「タイマー・区切り」が続きました。方法の多様さは正解が一つでない裏返しであり、子どもの性格や年齢に合わせて「選べる複数の仕組み」を提示できるサービスが求められています。
▶ 「やる気を出させる」より「小さく動ける仕組み」が続く
タブレット、テレビ、スマホ、Switch。子どもの夏はスクリーンとともにある
対象のお題
夏休み、子どもが一番使っている家電・デジタル機器は? (n=58)
タブレット
テレビ
その他(パソコン・Switch等)
スマホ
※ n=58件の回答を編集部にて分類
「タブレット」「テレビ」「スマホ」「Switch(ゲーム機)」の4つが夏休み中の子どもの主要デバイスとして挙がりました。
猛暑で外遊びが制限される夏休みは、必然的に室内でのスクリーン時間が増えます。「使いすぎが心配」という声もある一方、「涼しい室内でできることの選択肢として活躍した」という受け止め方も見られました。
【代表的な声】夏休み、子どもが一番使っている家電・デジタル機器は?
💬 タブレットとSwitch、2台体制で毎日
タブレットで動画、Switchでゲームをほぼ毎日やっていた。💬 テレビより圧倒的にスマホ
テレビよりスマホで動画を見ていた時間の方が圧倒的に長かった。💬 外に出られないからしょうがない
暑すぎて外で遊べないから、結局ゲームばかりになってしまった。※投稿内容を読みやすいよう一部要約・編集しています。
みんなの声から分かったこと
外遊びができない状況が長引けば長引くほど、室内デジタル機器への依存は深まります。スクリーンタイムへの罪悪感を持つ親も多いですが、現実的な代替手段が少ないというジレンマが見えます。
タブレットが最多(約36%)で、テレビ・その他(パソコン・Switch等)・スマホと続きます。デバイスの多様化が進む一方、コンテンツや利用時間の管理は親の個別判断に委ねられたままで、仕組みとしてのサポートは整っていません。
▶ 猛暑が「スクリーン頼り」を加速させている
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